音楽の部屋

こちらは使用楽器/機材、ソフトウェアやプラグインの紹介です。

ハードウェア音源

E-MU PROTEUS2000 ver2.26


E-MUの音源モジュールです。オールジャンル対応(一応)。
そのままだとクラシックやオーケストラ系が弱いです。 ベース、ドラム、エレピやオルガン、シンセ類が特に良いですが、音質、操作性、デザイン、すべてが大好きです。

ディスプレイが小さいので操作はたいへんに見えますが、慣れると使いやすいです。オーディション用リフを聞きながらエディット出来るのも便利。
ツマミによるコントロールやリフのMIDI出力、多彩なテンポベースのパラメータ(もちろん外部クロックに同期可能)と自由度の高いモジュレーション、1chで最大12レイヤーまで同時発音するプリセットリンク機能、など面白い機能も多いです。

音楽製作ではあまり意味が無いのですが、ユーザー領域のバンク0にGM配列の音色バンクを作ってあります。ゲームのBGM用に使ったりしても面白いです。ただし、あくまでも音色の並びがGMなだけなので、場合によっては曲データ側に加工をしないとまともに鳴らないこともあります。(例えば、RPNでピッチベンドレンジを変えているような曲データにはそのままでは対応できません。)

拡張カードとして「PurePhat」「Protozoa」「ProteanDrums」の三枚を増設して使っています。


E-MU Proteus Orchestra ver2.26


Proteus2000と同じシリーズで、ハードウェア的にもシンセシス機能も同じですが、プリセットがオーケストラに特化しています。

フルート、オーボエ、ピッコロの音がかなり使いづらく、あまり良くないです。ブラスもセクション状態のものはいまいち。また、ブラス関係は全体的に力強さに欠けるので使いどころを選びます。
しかし一方で、普通の音源ではジャズ的なバリっとしたサウンドが好まれるトロンボーンの柔らかさがよく出ているのが気に入っています。
全体ではハープや打楽器が特に良好ですが、弦楽器も美しくて使いやすい音です。

拡張カードとして「Sounds of the ZR」を増設して使っています。以前載せていた「Advanced Orchestra」は手放してしまいまして、空きスロットが出来ました。
X-Leadあたりが見つかったら載せて使いたいですね。


E-MU Ultra Proteus


1994年に発売された音源モジュールで、Proteus2000以前の最後の「Proteus」となっています。

名機Proteus1「POP/Rock」2「Orchestral」3「World」のサウンドをバランスよく搭載し、さらにピアノ専用音源として発売されていた「Proformance/Plus」のステレオサンプリングピアノ(KAWAIのグランドピアノから録音)を搭載しています。
Proteus2000シリーズにも受け継がれたZ-Planeフィルタが非常に充実しているのが特徴で、その種類はなんと288種類(!)。その効果は、ほとんど「もう一つのエフェクター」と考えて良いと思います。
モジュレーションは「ノートONパッチコード」と「リアルタイムパッチコード」が各10本となっており、Proteus2000とは若干違うものの、慣れていれば簡単に扱えました。
また、BPMシンクさえないものの、ユーザーが自由にステップを決定して複雑なLFOやエンベロープ、さらに音程にパッチすることでアルペジエータとしても使用できるファンクションジェネレータ、ROM上に収められているサンプルのつなぎ目を無視して設定できる(!!)ループポイント、など2000シリーズよりも強力な機能も備えています。
サウンドはサンプリング周波数39KHzのD/Aコンバータを介して出力され、艶やかさと太さ、やや暗くくすんだ独特の質感を持ちます。
ちまちまと使用していますが、まずサウンドが素晴らしい!ただ、保存できる音色がやや少なかったり、エクスプレッションが効かないなどの不満もありますね。でも古いからなあ。

拡張カードの「Expressive Orchestral」も持っています。


E-MU E6400 ULTRA


E-MU E4 ULTRAシリーズのサンプラーです。メモリ128M、17GBのHDD内蔵でCD-ROMライブラリも9枚付属(発売当初のバンドル内容は9枚でした)という非常に状態の良い中古を購入できました。
PROTEUS2000シリーズですっかりE-MUファンになっていますから、「いつかはE4を」とずっと思っておりまして、ついに入手できたことですっかり喜んでいます(w

アナログ出力でのオーディオクオリティが非常に高く、音にコシがあり、低いところから高いところまでナチュラルに気持ち良く響き、艶のよさ、自然な広がり、など、Kurzweilに迫るものがあります。ヘッドフォンを付けていることを忘れてしまうような音、というと良いでしょうか。

主にストリングスやオーボエの音源として曲作りに用いています。ライブラリもAKAIが読めることもあってかなり豊富ですし、今後もなが〜くつき合っていきたい楽器です。


Kurzweil K2000RJ V3.54


10年ちょっと前の超高級機にして、今でも最高峰のサウンドを持ったシンセサイザーだと思います。中古で安いのを購入したのですが、すっかりファンになってしまい、今も相変わらず高価なKurzweil製品が欲しくてたまらない日々。

それはさておき、音の良さが群を抜いており、サンプルの容量とかそういう問題ではなく、楽器として回路の設計や使用する部品に妥協のない作りになっているのだろうと思います。
いつかはKurzweilの現行製品を買ってみたいものです・・・。

オーケストラROM、コンテンポラリーROM、P/RAM、SIMM64Mを増設し、外部CD-ROMドライブとHDDを接続して使っています。

Kurzweil ME1/MP1


ME1(microEnsemble)は16パート256音色のマルチ音源です。発音数は32音と控え目な仕様です。KurzweilのステージキーボードPC2のサウンドを移植してあり、音色の出来が非常に良いです。
エディットはほとんど出来ませんが、コントロールチェンジでフィルターの開閉/レイヤーのクロスフェード、ロータリースピーカーのシミュレータ、トレモロ、など音色によって様々なエフェクトが得られます。
このあたりの操作方法がマニュアルに載ってないのがちょっと難点かと。また、リバーブとコーラスは各chで値を送る事が出来ますが、かかり方は全パートに一律なのも困ったところです。
しかしながら音質は本当に素晴らしく、廉価版の機種でありながらR社やY社の現行高級シンセを軽く凌駕しています。やさしく弾いたときの繊細さから、思いっきり弾いたときのガツーーーンという感じまで自然に反応するピアノは絶品。ただし、モノラルのピアノ音色は一部音域で不自然な音になってしまいます。

MP1 microPianoは1パート32音色のピアノ音源です。プリセットの半分くらいはピアノ以外の音、つまりエレピ、オルガン、ストリングス等になっています。ME1は大半がステレオサンプリングですが、このMP1は全てモノラルサンプリングで、音色プログラムの段階でステレオに振られているようです。
メインであるピアノはME1ともまた違った甘さと濃厚な響きがあり、ペダルを踏みながら演奏した時にも個性的なエフェクトがかかります。K2000のプリセット(厳密にはk2vx仕様のもの)にも似た効果がありますが、昔の楽器なりに、ペダル演奏の音を表現しているみたいです。
ストリングスの音も素晴らしく、オブリも刻みも気持ちよく演奏できます。

KAWAI K4r


結構古いPCMシンセです。受信メッセージが少なくMIDIでのコントロールがほとんど効かないため使い方には工夫が必要ですが、とても荒々しくコシのある音が魅力的です。

一応、ピアノやストリングス、ギターや管楽器などの生楽器系サンプルも入っていますが、これらはほとんど使えません。
そのかわり、とにかく「シンセ」サウンドが強力なシンセです。
エディットパラメータもシンプルに整理されていて使いやすく、レイヤーを組んで厚く太い音がどんどん作れてしまいます。ベースやシンセリードに最適なのですが、強力で個性的なフィルターをリアルタイムにいじれないのが残念です。

真空管マイクプリなどを通してあげると申し分ありません。
今後も大切にしたいシンセです。

YAMAHA DX7II FD


有名なFM音源シンセ(の後継機)です。ハードオフで買いました。
難しいとばかり聞いていたエディットも操作性はけっこう工夫されており、あまり苦になりません(エンベロープは除く)。

FM音源はイメージした音を狙って作るのは確かに難しいのですが、ちょっとエディットをしてみることでどんどん新しい音が出来ていく、ちょっとアナログシンセにも通じる楽しさがあります。
音を作る楽しさと個性が両立していて、出音は「生のデジタル音」とでも言えるでしょうか。

K4r同様、「これでしか出せない」音のための楽器として、大切にしたいですね。

YAMAHA TX81Z


DX7の6OP(オペレータ)に対して4OPのFM音源モジュールです。OPが少ない代わりに波形を選べるようになっており、多彩な音色を作ることが出来ます。

シンセベース音源として有名ですが、鳴らしてみると低域がとても強く、「なるほど」と思わされました。
マルチティンバーも可能ですが、発音数も8と少なく、あまりそういう機会は無さそうです。あっても2〜3パートにとどめると思います。

これもまた個性的な音のシンセで、FMといってもDX7とはかなり色合いが異なります。
ただ、操作性は「悪い」部類に入ると思います。

Roland SC-88VL


有名なDTM音源ですね。高校を出たときに友人に譲ってもらい、その後何年か、これ一台を使い込んでいました。
32chを使ったオーケストラアレンジを初めて作ってみたり、 エクスクルーシブメッセージをシーケンサーに書いて色々遊んだりと、この一台から学んだ事は計り知れません。

音質に関しては、使いやすいものの細く薄く、やはりシンセに比べると弱いです。そのこともあって現在は殆ど音を出すことがありませんが、ホルンの音などは今でもこれが一番好みです。

ZOOM MRT-3


これはリズムマシンです。特にこの機種はコストパフォーマンスがすごく良いと思います。
リズムマシンってバンドの練習などを想定して、あらかじめ派手目の音になっているんでしょうか。これをガイドに曲を作ったりしていて、試しに録音してみたものが妙に気に入ったりすることもあり、普通にリズム音源として使うこともあります。

コンパクトで軽量なのも好印象。ただ、これ単体でパターンをエディットしたりするには、操作性があまりよくないような・・・。

キーボード/コントローラ

Kurzweil MIDIBOARD


木製のピアノタッチ88鍵盤を搭載した大型のMIDIマスターキーボードです。
かなり重くゴツイですが、使い心地も最高です。
鍵盤はハンマーアクションなどは無く、あくまでウエイトのみのようですが、材質が木ということで現行のシンセとは感触が明らかに違うように思います。

MIDIメッセージを出せるスライダーが2本、本体のセッティング(ベロシティ感度など)を操作するスライダーが4本、MIDIコントローラとしてボタンが4つ、フットスイッチが2系統、ペダルが2系統、本体のパッチ切り替えの為のフットスイッチも2系統。
ただしフットスイッチはステレオフォーン端子で2系統をまかなうので、ツインペダルでないものは変換プラグでまとめる必要があり、ペダル端子は1系統に二つのプラグを用いるもので、今のところ使用していません。
ホイールはピッチベンドホイールと上下に個別のコントロールをアサインできるモジュレーションホイールがあり、さらに外部MIDIクロックに同期可能なアルペジエータも搭載しています。

スプリットは3ゾーンまで可能ですが、これは使用したことがありません。打ち込みにはあまり使わないでしょう(^^;
ですが多彩なコントロール、素晴らしい鍵盤、素晴らしい存在感(笑)があり、マニュアルにあるとおり「永遠に使える」コントローラだと思います。


KORG microKONTROL


ミニ鍵盤タイプのMIDIコントローラで、各8つのスライダーとロータリーエンコーダに加えて、ノートもアサインできるパッドが搭載されているのが特徴的です。
また、ピッチベンド/モジュレーションは一体型のジョイスティックが、ペダルはフットスイッチが1つのみとなっています。

ミニ鍵盤ではあるものの各コントローラの配置が良く、非常に使いやすいです。また、シンセ類のエディットでは、スライダーにエンベロープ関係をアサインしてあげると特に使いやすいですね。8本あるので、僕はアンプ用に4つ、フィルター用に4つ使います。
PROTEUSやEmulatorXを使用するときにもよく使っており、E-MU系のリアルタイムコントローラのCC番号をそのままロータリーエンコーダとスライダーにアサインしています。非常に使い勝手が良く、楽しく遊べます。

アルミの質感を効果的に使ったデザインも良いですね。

エフェクター/オーディオ機器、ほか

EDIROL UM-880


in/outそれぞれ8系統の制御が出来る、便利なMIDIインターフェース/パッチベイです。まだ出たばかりだった頃に思い切って買ったのですが、買って良かったと心底思います(^^;
動作も安定していますし、PCと繋がっていなくても単体でパッチベイとして使えます。その際の操作も非常にシンプルで分かりやすいです。
これを5in/5outにしたUM-550というのも発売されていますが、どうせなら880ですよね。


E-MU 1820M


E-MUのオーディオインターフェースで、Emulator X Studioのハードウェア部分にあたります(オーディオインターフェースとして単品販売もされてます)。アナログ8in/10out、デジタル10in/10out、MIDIが2in/2outにワードクロック等の各種同期用入出力まで備え、音質も非常に良いです。
また、PatchMIX DSPというミキサーがWindowsに常駐します。これはちょっと操作しづらいのですが、かなり柔軟にルーティングが可能でたいへん便利です。
ただし、パソコン用のサウンドカードとして捉えると不便な点も多いので、あくまで音楽制作用、サウンドカードとしての機能(ゲームの音が出るとかそういうの)はオマケと割り切りましょう。
というか、相性問題の一種らしいのですが、DirectSoundの音が出ないとかいろいろあります。

YAMAHA MG16/4


16ch4バスのアナログミキサーです。AUX2系統をエフェクターへ送り、メイン出力とグループアウトをそれぞれ録音用にまわしています。
基本的に使いやすいデザインになっており、いい感じなのですが、これを通した録音は少し音が痩せているように思います。クリアな音という印象はあったのですが、出力される音はちょっと高域がノイジーですし・・・以前使っていたBEHRINGER MX802Aの音の方が好みでした。
が、今のBEHRINGERミキサー(UBシリーズ)はあまり良い評判を聞かないのでこれで我慢しています。

BEHRINGER MDX2200


2chのコンプレッサーで、エキスパンダー兼ゲート、ピークリミッターも搭載しています。
音が鈍る感じも無く、素直な音質のままで処理できるので便利ですが、それが逆に無個性、または音が悪い、と言われてしまうこともあるようです。
が、太くするとか歪ませるとかはコンプ本来の作用とは無関係ですので、このMDX2200のようなコンプももちろんアリなのでしょう。
BEHRINGERは価格が安すぎるために不当な評価を受けることもありますが、基本的には良いものが多いんじゃないかな〜と思います。このコンプはもう一台くらいあってもいいかな〜。

ALESIS 3630


これも2chのコンプレッサーで、併せてエキスパンダー兼ゲートを搭載しています。
BEHRINGERのと同じくらいの価格ですが、音質的には逆で音が鈍る感じが気持ちよく、もっちりした感じになります。
実は引っ越しの際に落としてしまい、ラック耳が片方折れ、音もアタック部分にノイズが入るようになってしまいました。そのうち買い換えるかも知れません・・・。


T.C. Electronic M350


コストパフォーマンスのよいマルチエフェクターです。以前使っていたM300の後継機。リバーブ、マルチエフェクト部ともによりクオリティが高くなったと思います。リバーブは濃いめなのに、小さい音もきれいに抜けてくる感じ。
マルチエフェクト部では、M300でやや上品すぎたコーラスやフェイザーが普通にかかるようになっています。
そのほか、フロントパネルの印刷が改善され文字が読みやすくなった点など、細かい改良も嬉しいところですね。
(画像はM300です)

BEHRINGER DSP1224P


コーラスやディレイ、フランジャーなどを備えたマルチエフェクターです。コンプレッサー、ショートリバーブ、ボコーダー、サンプラーなどもあり、かなり多彩な機能を持っています。
そんななかで地味に良いのがコンプレッサーとショートリバーブ(アンビエンス)で、どちらも多用しています。

ZOOM G2


これはギター用のコンパクトマルチなのですが、普通にシンセの音を通すために購入。巷の評判がすごく良いので楽しみにしていました。
以前のZOOM 505系列よりもかなりリアルな音になっていますね。前のもアクが強くてシンセに使うエフェクタとしては好きだったのですが、今回もそうやって使っています。

BEHRINGER MIC100


真空管を搭載したマイクプリアンプです。僕は今のところマイク録りはしてないので、これもシンセの音を通して使っています。
値段はかなり安い機器ですが、使い勝手は最高です!モノラルソースを録音するとき、これを通すと明らかに雰囲気が変わります。特にベースやシンセリードの音には使えると思いますし、サンプリングの時にこれを通したりもしています。
そのうちもう一台買っておきたい、お気に入りです。

BEHRINGER V-TONE GDI21


一時期話題になっていた、ベリンガーのコンパクトエフェクターのシリーズです。V-AMPのモデリング技術を使ったコンパクトエフェクターということで、なかなか使いやすく、エフェクトの雰囲気もいいです。
が、僕の電源の取り方が悪いのか、ものすごいハムノイズが載ってしまい、ゲートでも対処しきれないほどです。
使用した電源アダプタが合っていないのかも知れないので、また試してみようと思います。ZOOMのG2とこれを一曲の中で使ってみるのも面白そうだな〜とか考えています。

KRK V4


モニタースピーカーです。かなり素直な特性ではあるのですが、ややハリのある高域と低域が特徴です。特に低域は、比較的小さいサイズで鳴らすためにブーストされているのかも知れません。
とは言え、けして行きすぎた感じではなく、使いやすい音質だと思います。が、今の部屋だとこれの性能を発揮させるような音量では鳴らせないので、殆ど部屋の飾りのようになっています・・・。

EDIROL MA-5A


これも一応モニタースピーカーですが、ほぼゲーム用スピーカーとして使っています。
かなり小さいものなので頑張ってドンシャリめのチューニングがされているようです。このため、ちょっとしたラジカセやミニコンポのようなニュアンスがあります。また、定位感がかなりはっきり感じられるので、v4とあわせて使うことで、モニター用としても十分に役に立ちます。

SONY MDR-CD900ST

定番のヘッドフォンです。これを使って聴くことで初めて気付いたノイズが非常に多くあります。それくらい、カバーする周波数が広く特性も正直なのです。
このヘッドフォンでいろいろな音楽を聴くことでかなりの勉強にもなって、買って良かったと思っています。

BEHRINGER HPM1000

悪評高いヘッドフォンです。
ややこもり気味の音質で、つけ心地もあまり良くありません。
が、CD900STとの比較をしながら使うことで、モニターとして有用になってきます。
音は別に普通の安価なオーディオ用ヘッドフォンに比べても悪い、という程でもなく、結構気に入って使っています。
余談ですが、楽器フェア2005に行った際、これをモニター用に置いてあるブースがかなり多かったですね。やっぱり安いからなんだろうけど、微妙に嬉しかったです。

ソフトウェア/プラグイン音源

E-MU Emulator X Studio

大好きなE-MUの(しかも手ごろな価格の)新製品ということで、これを使うために今のPCを組みました。
単なるソフトウェアサンプラーではなく、オーディオインターフェース、ソフトウェアサンプラー、サウンドライブラリ、DAWと波形編集ソフトがまとまった統合環境になっています。

初期の頃はドライバも不安定で問題も多かったのですが、最近はさすがに安定しているようです。EmulatorXは総じて「重い」ソフトなのですが、そのパフォーマンスも大分改善されてきています。
ただ、付属ライブラリが容量にして2G程度と、他の製品に比べてやや見劣りするのは確かです。しかし、中にはPROTEUS2000を移植した「PROTEUS COMPOSER」などもあり、実は結構使える音が多いと思います。

一番気に入っているのはとにかく楽しく簡単にサンプリングが出来ることで、何となくサンプリングした音でも、鍵盤にアサインして「演奏できる状態」のプリセットを自動作成してくれます。
ループも自動設定できますが、僕の使い方が悪いのかなかなかうまくゆかず、今は手動でループを組むようにしています。

また、トピックとしてDSPチップによるエフェクト機能があります。
文字通り、PCIボード側に搭載されたDSPチップによってさまざまなエフェクトをかけることが出来ます。
が、せっかくのDSPもパワーが不足しがちで、リバーブを2つも立ち上げれば殆どのエフェクトが使えなくなってしまいます。そのリバーブも質はいまいちです・・・。
ただ、CPUパワーを喰わない事もあって、僕はよく使っています。
現在のバージョン(1.5以降)ではこのDSPエフェクトだけでなく、ソフトウェアエフェクトも搭載され、AUXおよびプリセット上で使用できるようになりました。これらはDSPエフェクトとは別のアルゴリズムになっているようで、エフェクトの種類もサウンドもかなり異なります。

市販のサウンドライブラリーなどもかなり多くの種類をインポートすることが出来ます。あくまで変換なので完全再現ではないと思うのですが、必要に応じてエディットすれば良いと思います。
エディットと言えばシンセサイズ機能が強力で、PROTEUS2000をさらに強化したものとなります。多彩なフィルタータイプと自由なモジュレーションルーティング、MIDIコントローラへの柔軟な対応、と3拍子揃った内容で、「シンセ」としても魅力的で強力です。

ただ、パフォーマンスが改善されてきていると言っても他ソフトに比べればやはり重いです。他のプラグイン音源等と併用する際には注意が必要でしょう。
10Gのオーケストラライブラリなんかも発表されていますが、それが実用に足るだけのパフォーマンスを発揮する環境とは、果たしてどんなものなんでしょうか・・・(^^;


E-MU Emulator X Studio用ライブラリ (1)

Studio Grand
付属ライブラリ。約1.4GBのピアノ音源で、ノーループ・フルスプリット、4段階のベロシティスイッチ、ペダルon/off、という仕様です。
独特な明るさと硬さがある音で、人によってかなり好みが別れそうです。
僕は結構好きなのですが、波形のアタックがデータ先頭より少し遅めなのか、レイテンシの設定以上にパフォーマンスに遅れを感じます。

HipHop Producer
付属ライブラリ。その名の通りの音源です。
クオリティは高いと思いますが、音色バリエーションは多くありません。MO'Phattのような使い勝手はないと思います。
また、一部に極めて重い音色があります。

Saint Thomas Strings
付属ライブラリ。ストリングス音源ですが、ソロ音色は収録されていません。
全体で96MBほど、と、市販のライブラリに比べるとかなり小さく見えてしまいますが、地味ながら柔らかく自然な音で気に入っています。

BEAT SHOP One
付属ライブラリ。ドラムです。
非常にドライな音なので、やはり好みが別れそうです。きちんと迫力を出すには実際のレコーディングさながらのテクニックと手間が必要になるのではないでしょうか。
あまりにも地味なので「チープ」と言われていることもありますが、そんなことはありません。ただし手軽に使えるというモノでもなく、結局はあまり使わないことに・・・。
別売りで「BEAT SHOP Two」がありますが、これも「One」と同じようなものなので紹介は割愛します。
また、ループも収録されているのですが、Emulator Xは現在の所、サンプルは固定テンポでしか利用できません。現在主流となっているオーディオループのような機能性が無いのです。
これは早急に改善して欲しい部分です。

PROTEUS COMPOSER
付属ライブラリ。PROTEUS2000の全サウンドを移植したもので、ある意味このライブラリが「目玉」だったりして。
使用されているサンプルはおそらく実機と全く同じですが、やはり出音は少し異なります。
特にストリングスやピアノで顕著ですが、PROTEUS2000に比べてブライトな傾向が強いようです。これはオーディオインターフェースである1820Mの性質でもあるのでしょう。
また、EmulatorXはバージョン1.5でソフトウェアベースの内蔵エフェクトが追加されました。これに伴い、エフェクト機能をプリセットに活用した「PROTEUS X COMPOSER」が無償公開されています。こちらもたいへん使い勝手が良く、お勧めです。

E-MU Emulator X Studio用ライブラリ (2)

Vintage X Pro Collection
ビンテージシンセ/キーボードのライブラリ。Vol.1〜3がセットで、総計8GBのライブラリとなっています。
サウンドは文句なしです。(実機を触った経験はもちろんありませんし・・・。)
ただし、なかには収録内容に疑問があるものもあります。
例えば「SE&FX」として収録され、基本的な波形が楽しめないMS-20などです。意外にも各楽器ごとのバリエーションの持ち方には偏りがあり、少ないもの、多いもの、使い勝手の悪そうなもの、と様々ですし、オシレーターの素の波形のような素材も少なくなっています。
おまけとして、E4シリーズのライブラリ「MILLENNIUM SYNTH」から抜粋されたバンクも収録されています。

Planet Earth X
Proteusシリーズの名機「Planet Earth」を移植した、ワールド/エスニック系のライブラリです。ただし、実機にあったオーディション機能やアルペジエータ、SuperBeatsModeはオミットされ、これらを用いたプリセットは普通のプリセットやスプリット音色、に置き換わっています。
この点で、実機の人気は未だ衰えていないようです(ヤフオクで落とし損ねた事ありw)
とはいえ使い勝手のよい音色が多く、あっても損はしません。32MBとずいぶん小さく見えますが、演奏してみると気になりませんね。

MO'Phatt X
音源モジュール「MO'Phatt」を移植したもので、特徴はPlanetEarthXに準じます。
HipHop Producerよりもこちらの方が有用な気がします。
「普通に演奏できる音色」もそれなりに入っていますし、「レコードからサンプルされた効果音」的なフレーズやサンプルも多く、ブラック系の楽曲はもちろん、その雰囲気を盛り込みたいときにも効果絶大です。

Virtuoso X
Proteus Orchestraの移植です。海外ではVirtuoso2000という音源だったため、そちらの名前が採用されています。
元になっている音源が非常にクセのあるものなので、今回もやはり極端に残念な部分とそれなりに使える部分が同居しています。
ストリングスとクラシカルパーカッションのライブラリ、と割り切るのも良いかも知れません。
これ一つでオーケストラを再現するのは、クオリティとサウンドの「らしさ」の面で難しいでしょう。

Street Kits
「BEATSHOP」が生ドラム指向なのに対して、こちらはダンスミュージックに最適な、過激に加工されたドラムサウンドが満載のライブラリです。
かなり変わった音も多く、普通のドラムサウンドと混ぜてビートにアクセントを加えるのに良いです。
もちろん単品でビートを作っても良し。存在感がどうにも地味なライブラリですが、実はすごくお気に入りです。
「使える」と思います。

Techno Synth Construction Yard X
名前が長い、そして名前の通りのライブラリです。
性質上シンセサウンドばかりですが、そのまんまで曲が作れてしまうような、イマジネーションに訴えるサウンドが満載された楽しいライブラリです。
バーチャルアナログや大容量ライブラリに負けない使い勝手の良さがあると思います。

BEAT GARDEN X
上記「Techno Synth(略)とワンセットで使いたいライブラリです。元々が同じサンプリングCDで、後に別々にP2kシリーズ用に移植された(当初TechnoSynthがROMとして発売され、後にこれにBEAT GARDENを加えて音源モジュール「Orbit3」が登場した)ものを、さらにEmulatorXへ移植した、ということのようです。
こちらはパーカッションの割合が多くなっているのが特色ですね。

Protean Drums X
ドラムのライブラリですが、BEATSHOPシリーズとは違い、リズムマシン「PX-7」からの移植となっています。「Protean Drums」は、PX-7のサウンドを移植したProteus2000用拡張ROMの名前ですね。
少ない容量ながら各ドラムの「深み」をとらえたサウンドが魅力的で、非常に使いでが良いと思います。
ちなみに僕のProteus2000にはProteanDrumsが挿してあり、ドラムはほぼこれでまかなっています。


サンプリングCD(1)

Emulator Standards
More Emulator Standards
Orchestral
Sound FX
World Instruments
World Percussion/Ensembles
Emulator Classics
Vintage
ESI-32 150MB Production Sound Set
Fomula4000 Protozoa
Fomula4000 Techno/Trance
Techno Synth Construction Yard(Rob Papen)
E4 Ultra Production Sound Set
Kirk Hunter Virtuoso Strings
Sonic Reality Vintage Time Traveler
NorthStar Phase2

以上はE-MUフォーマットのサンプリングCDです。
Emulator Standards〜Vintageまでの8タイトルでほぼオールジャンルをまかなえるようになっていますが、逆に「Orchestral」だけだと全然オーケストラに足りなかったりします。また、「Emulator Classics」にはProteus/1,2,3のバリエーション(波形は同じでもプリセットが違う)が収録されており、特にProteus/2は32MBという容量でとてもバランスの良いオーケストラ音源になっています。Proteus Orchestraよりも良いです。
Fomula4000の「Protozoa」はProteus/1,2,3、VintageKeys/VintageKeysPlus、Orbit、PlanetPhattのサウンドが全て入った強力な一枚です。 「Techno Synth Construction Yard」は同名のProteus2000シリーズ用ROMと、同じく「BEAT GARDEN」ROMのオリジナル。テクノはテクノでもヨーロピアンテクノということで、繊細・流麗なサウンドが魅力です。
「Kirk Hunter」「Vintage Time Traveler」「Phase2」は、(中古で買った)E6400UltraのHDDにインストールされていたもの。つまり、僕が使用することは法的にグレーだったり(^^;
でもいずれも素晴らしいライブラリです。可能なら新品で買ってしまいたいくらい。

サンプリングCD(2)

・E-MU SoundFont CD-ROM
500 Sound Font Bank Library
Hollywood Sound Effect
Chinese Orchestra

上記はE-MU純正のサウンドフォントCD-ROMです。ヤフオクで売られてる違法コピー品のオリジナル版(笑)。効果音なんかはかなりのクオリティで、使い勝手も良いと思います。

・ProSamples
Vol.11 Classic Orchestra
Vol.38 Trance
Vol.53 Classical + Prepared Pianos
Vol.55 Retro Sampler

ProSamplesシリーズは当たり外れも大きいですが、特定の音色を目当てに割り切って買うような形であれば損はしないかと。「Trance」とピアノのは個人的に大当たりでしたね。K2000やEmulatorXへ読ませて使用しています。

・その他
Advanced Orchestra Vol.4 Brass&Effects (AKAI)
Propeller Island's Complete Gamelan (AKAI)
Scarbee Bass Libraries J-Slap (Giga)
DMM Post Pristine Piano(Giga)
PMI The Emperor(Giga)

うちの環境ですと、Gigaのライブラリは現在のところ、コンバータを介してEmulatorXで使用するしかありません。ピアノの2点はそのままでも使えますが、マルチサンプル化やレイヤーの見直しなどのエディットをした方がいいですね。
Scarbeeのベースのヤツは、コンバート自体が失敗してしまいます。

KORG Legacy Collection

「オリジナル実機の回路や部品そのものをデジタルデータとしてモデリングする」というCMT技術で作られたソフトシンセです。デジタルエディション、アナログエディションを合わせると、M1、WAVE STATION、MS-20、Poly Sixというそうそうたるラインナップになります。

デジタルエディションはマルチ音源としても使い勝手の良いM1と、ウェーブテーブル方式(異なる波形を時間軸上に並べて、切り替えのタイミングや音量変化などをエディットする方式)で独特なサウンドを作れるWAVE STATIONがセットになっています。
プリセット数がものすごく多くそれだけでも十分なのですが、画面上でのエディットも行いやすくなっています。

アナログエディションはモノシンセの名機MS-20と、コーラスを搭載したポリシンセPolySixがセットになっており、いずれもポリフォニック数が強化されています(ユニゾンさせて音の厚みを出すことも可能)。
PolySixはもともとがシンプルな楽器なのですぐに演奏して楽しめますね。買ってきて認証を終わってから、2時間近くウェザー・リポートごっこをやってました。「バードランド」のイントロを延々と・・・・(^^;

いずれも実機に触れた事はないのですが、さすがにフリーソフトやシェアウェアと比べると良い音がします。ソフトシンセで初めて、それ自体の音が良いと感じました。おそらく、実機のハードウェアを再現するというCMT技術によるものなのでしょう。
アナログエディションは販売終了になってしまっているみたいですが、また再発して欲しいですね。本当にすごい楽器だと思います。


Garitan Personal Orchestra

1.8GB程のサンプルをベースにしたのオーケストラ音源で、プラグインまたはスタンドアロンで動作します。一基ごとに8パート使用できるようになっており、マシンパワーが許す限り何基も立ち上げて使うことが出来るようになっています。
動作は、EmulatorXに比べれば非常に軽いです。

音色はストリングス(アンサンブル)がちょっといまいちに感じられました。また、フルートはProteusOrchestraに似たクセのある音だと思います。
ブラスはffの迫力ある音が苦手らしく、特にトランペットではもっとバキっとした音が欲しくなるかも知れません。しかし、どれも確かに美しい音です。
また、地味に音色バリエーションが広く、ピアノやオルガンなども結構本格的なものが入っています。
特にピアノはお気に入りです。

使い勝手で問題になりそうなのが、サスティンペダルの使用法です。
ストリングスなどの楽器ではペダルによってレガート奏法を行うようになっており、ピアノを使うときにはサスティンペダルに切り替えたくなるのですが、このペダルの作用を音色ごと(またはパートごと)に保存できないのです。
このため、ピアノとストリングスを同時に用いられない、という状況になってしまいます。
裏技としてdllファイルをコピーしてしまい、2種類のプラグインとしてそれぞれ読み込むことで解決できるようです。

Zero-G WIRED

ProSamples Platinumシリーズとして発売された、トランス向けのループ音源です。仕様をよく知らないで買ったら本当にループばかりな上にマルチティンバーじゃなくて、思っていたより不便でした。
どちらかというとベースやパッドなどはマルチサンプルで普通に演奏できるものの方が嬉しいですね。
が、音自体はすごく良いと思います。主役であるところのリズムループも面白くて、メインにも味付けにも使っていけそうです。

Synth1

フリーウェアのバーチャルアナログシンセです。非常に有名なので、使ってる方も多いと思います。
今更説明なんていらない気がしますが、機能も音も素晴らしい、触っていて楽しいシンセです。まだ試したことの無い方は、ぜひお試しになって下さい。 公式サイトはこちら

Minimogue VA

MiniMoogを模したフリーウェアのバーチャルアナログシンセです。
市販品にも負けない良いシンセだと思います。厳密に比べれば本物のモーグとは違う、という意味ではどれも同じようなものですし。
そんな中で唯一(たぶん)のフリーソフトで、似てるかどうかはともかくすごく良い音、操作性。ぜひインストールして弾いてみて下さい。
公式サイトはこちら

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