日記ログ:イースIV マスク・オブ・ザ・サン -a new theory-

PS2「イースIV マスク・オブ・ザ・サン」(1) (2005/5/26)

あ、「a new theory」ですよもちろん。タイトルなげえので、以後は「イース4」あるいは「4」ってことで(^^;
また、激しく長文&ネタバレしてますのでご注意下さい。

まず、オープニングが、PS2版イース3と似た感じでちょっと残念です。 あのショボいキャラ絵をさらにギザギザになるまで拡大するのはやめて欲しいところ・・・
でも曲はカッコイイし、ムービー内容も3の時ほど酷いものではないですね。 オープニング及びタイトル画面の曲は「THE DAWN OF Ys」。
イース4の曲名は基本的にPCエンジン版のシーン名が付けられているため、今回のPS2版やSFCとは全然合ってません。

ゲーム冒頭は、アドルのモノローグから。終わると、船の上でアドルとフレアが会話するところから・・・ここでフレアがイース1・2での冒険についていろいろ質問してきます。
僕は反射的に正解を選んでしまうのですが、わざと間違えたらどうなるのか気になりますね・・これは1・2を知らない人のために、最小限のあらすじを説明する、という意味合いもあるようです。
船のシーンはBGMがありません。波のSEだけ。ちょっと寂しいかな・・・。

甲板に出たアドルは、波に揺られる瓶詰めの手紙を見つけます。
「新しい冒険か・・・」と独りごちるアドル。ここまでは台詞もあるし、声もついてるんですが・・・

ゲーム本編が始まったら一言も喋ってくれません。おなじみの「アドルは自分の名前を名乗った」ってアレですよ。
何考えてるんだか(^^;

ここでいきなり闇の一族のシーンが挿入されたりして、ストーリーが新鮮に感じられます。
ここの内容は結構興味深いものでした。
グルーダ、ガディス、バミーの3人が樹海で何かをしていたらしいのですが、彼らの力が及ばず撤退することになった、という事らしいですが・・・3人が去った後で、周囲には謎の爆発が起こります。
このシーンのBGMは「闇の一族」。

場面はプロマロックの港に降り立ったアドルへ。プロマロックのBGMはもちろん「プロマロック」です。
ここでの話の展開は大体SFC版と一緒ですが、ビクセンが出てきませんね・・宿屋の主人がそうなのかなあ。にしては、アドルを見ても特別な反応をしてくれないのが残念。ノートンと酒場で話しているとデュレン登場。
「7冊目のイースの書」がセルセタにある、という情報に何故か怒り始めるアドル。
アドルってこういうキャラだったか・・・・?
デュレンは「お客さん」が来たと、酒場の裏口から出ていくのですが、なんかグルーダとロムン兵にとっつかまったご様子です。

装備を調えたら、フレアと隊商について出発!が、林道を進んでいると突然現れた盗賊にリーダーと荷物を奪われ、アドルは彼らを追うことに・・・。
林道のBGMは「フィールド」。
FM音原版の疾走感はありませんが、PCエンジン版ほど焦点のぼやけたメロディでもありません。AメロがPCエンジン版風、サビが原曲風って感じでしょうか・・・なかなか飽きない、いい感じです。

盗賊を追ってたどり着いたのは、地名表示はないものの鉱山跡とおぼしき洞窟。
どんどん進んでいき、盗賊のリーダーと対峙したところでロムン兵が登場、アドルは盗賊の一味と間違われて引っ捕らえられてしまいます(^^;
まあ、町中でいきなり「怪しいヤツ!」って捕まるよりはねw

ここでまた場面転換。グルーダと、ロムン兵のリーダー「ブラトス」の会話シーンが。
「あの者の釈放を手配しよう」とか言ってます。ああ、そうか。アドルにセルセタを調べさせておいて、いいところで漁夫の利を狙うのか?せこいぞグルーダ。
今回のグルーダは、原案デザインに輪をかけて知略に長けてそう(言い換えると、弱そう)な感じですね。他の二人は原案ベースでちょっとアレンジした感じにとどまってますが、グルーダだけずいぶんイメチェンしました。
ひとり「資金と戦力(セルセタの黄金と魔力のこと)が一度に手にはいるか・・・みておれロムン皇帝め!」といきまくブラトスを「狭量な男は野望もまたしかり」と断じちゃいます。
やべえ、この悪キャラかっこいいよ!!

で、話をアドルに戻しますが、牢屋に捕まってますw
隣はそれぞれデュレン(らしき男)と、さっきの盗賊ボス。
盗賊ボスの悲鳴で、唐突にボス戦が!!いきなり現れたらしい魔物と牢屋でガチバトルです。面会?に来たフレアから装備を受け取っていざ!
ボス戦の曲は「戦闘#58」。「バトル#58」じゃないのかって?一番最初に公表されたとき(スーパーメガドライブFan)は「戦闘#58」だったんです。実質的には同じだけどねw

やっと釈放。ブラトスから、お詫びにと宝箱を3つもらいました。こういう変なところでSFC版のイベントが残ってるのはどーか。
やっと自由に動けるようになった感じです。 盗賊の洞窟及び、国境の村キャスナンのBGMは「ロムン帝国」でした。

キャスナンでは国境の峠、及びプロマロックへの林道の両方に出ることが出来ます。 が、とりあえず国境へ向かいました。ここでプロマロックに戻って、なにかイベントがあるなら楽しいんですけど・・。

国境の峠のBGMはなんと「紅の翼」。
頂にはレファンス像とおぼしき石像がありますが、特に調べたりは出来ません。代わりに、ピラミッド型の遺跡があります。その遺跡に入ってみたところでカーナ登場。アドルを魔物かなにかと勘違いして攻撃してきたらしいw
カーナが風の村へ帰ってから、遺跡を改めて探索。
とは言ってもこの時点では一部屋しかありません。レリーフと、紋章付きの扉のようなものがあります。

遺跡を抜けてセルセタの樹海へ。
BGMはもちろん「セルセタの樹海」!!このアレンジかっこいいですよ。 原曲が表現していた「樹海の深さと神秘性」をちゃんと汲み取ったアレンジ。
PCエンジン版は疾走感があっていいんですが、「樹海」という描写は補作曲されたパートに任せていた印象があります。PCエンジン版の「セルセタの樹海」は主に「樹海を駆け抜けるアドル」を描写したものだと思いますが如何に?
PS2版も、Aメロの音色がPCエンジン版を思わせるものがありますね。アレンジャーの方は、原曲・SFC版・PCエンジン版・パーコレと一通り聞き込んでいるようです。
(この「セルセタの樹海」だけでなく、「THE DAWN OF Ys」にはパーコレアレンジのアルペジオが、「フィールド」「戦闘#58」には米光アレンジの特徴的な音色が、「紅の翼」にはSFC版のアルペジオがそれぞれ盛り込まれている!)

樹海東部を抜けて、風の村コモドへ。ここのBGMは「優しくなりたい」でした。
カーナに案内されて長老の家へ〜と思ったら、案内すぐ終了。正直、ちょっと迷いましたよ。
レムノスの飼い犬登場。SFC版の面影が忘れた頃に出てきますねw 今回、やっぱりレムノスはカーナの弟という設定のようです。そして行方不明になっているとのこと。
やはりどこかで戦うことになるんでしょうか。

カーナと一緒に、高原の村ハイランドを目指すことになります。一緒に、と言っても、PCエンジン版のように戦ってはくれませんし、画面上はちょうどガガーブ三部作のように、アドルが「シンボルキャラ」という扱いです。
つまりカーナは喋るときだけ出てくる。
いっそ一緒に戦ってくれ〜。

3時間半くらいしか遊んでないんですけど、しゃれにならない文章量になりそう。
ここでいったん切ります。

PS2「イースIV マスク・オブ・ザ・サン」(2) (2005/5/26)

続き。

高原の村へは、樹海西部からクレーターを通り、山道を登ることになります。 今回の「クレーター」は、「約半月前に樹海西部で起こった、謎の大爆発によって出来たもの」という設定。
つまり、ゲーム冒頭でのグルーダ達の登場シーンということになります。
なにしろ「クレーター」です。普通に考えて、ゲーム世界の中でも浮きまくってますからね・・・。
PCエンジン版ではおそらく「流砂の渓谷」に置き換えられ、ノベライズ版では、かつてセルセタ古代文明の持っていた超兵器によって出来た「牛迷いの窪地」として登場しました。 今回は、謎の大爆発によって出来たものとして登場し、見た目は別にクレーター、って感じではありません。

また、ここまでの時点ですでにエルディールも登場してますが(どの段階で場面転換があったか書き留めてませんでした、不覚)、なんと彼はまだ「良い人」です。闇の一族が初めてエルディールに会うシーンがあるのですが、彼は闇の一族の「セルセタの黄金の都」についての認識を聞くや一笑に付してしまうのでした。
ここで気が付いたのですが、今回のイース4は、従来のものと物語の時系列がかなり異なるようですね。

さてさて。話を戻します。
クレーターのBGMには「流砂の渓谷」が使われています。「クレーター」は今回もボツなのかな?
ダンジョン自体はSFC版のようなツッコミどころ満載のものでもなく、多少色彩がどぎついものの普通の洞窟って感じですね。 ここでレムノスと戦うことになるのかと思いきや、ボス戦は無し。
山道(BGMは「フィールド」)を抜けて、高原の村ハイランドへ到着します。

ハイランドでのBGMは「リーザ」です。
村人が全然クチを聞いてくれません。やっぱり「よそ者死すべし」な村なのか。

さて、この村では有翼人を神とあがめているようです。
ここまでに通ってきた土地では、有翼人は不吉なものとして伝えられており、腕と頭部のない有翼人像が建っていたのですが・・・
これが「白の伝承と黒の伝承」なんでしょうね。
村の北の方にあるほこらでリーザ登場。ここには、峠の遺跡で見たようなレリーフと門があるのですが、門の先は聖域ということで通してもらえません。
リーザと一緒に長老に会いにいき、風の村との相互連絡の約束を取り付けたところでカーナは風の村へ戻ることになり、アドルはさらに氷の山にあるという五忠臣の一人の墓をめざし北へ進むことになります。

で、リーザが登場したわけですが、やっぱり瓶詰めの手紙は今回ただの演出のようですね。あれを拾ったとか読んだとかいうシーンは無いので、海を流されていく瓶を見たアドルが、新しい冒険に思いを馳せる(あるいはあてど無い旅を続ける自身をおもう)という演出なのでしょう。
そもそもエルディールが未だ「いい人」のままなわけで、リーザが手紙を川に流すほど追いつめられる状況が発生してません。
原作では、エルディールが闇の一族の三人との出会いを経て豹変してしまい、セルセタ全土に魔物が跋扈するようになり、その原因を知ったリーザが一縷の望みを込めて手紙を川に流した、みたいな流れだったようなのですが、今回はこのあたりも大幅に変更されたようです。
なにしろエルディールがいい人なので(こればっかり)、ストーリーについては「根本的」と言っていいだけの違いがあると言えるでしょう。

高原の村を北に抜けると、「雷雨の草原」にたどり着きます。ここでのBGMはやっぱり「フィールド」。 PCエンジン版・SFC版に共通していた(まあ、原案シナリオの地名だからね)「雷雨の聖域」に相当するマップです。雨は降ってますが、雷は鳴りません。ついでにアドルが雷に打たれることもありませんw
何事もなくここを進んでいくと雪が降り始めます。
そして、「凍てついた村ルグオ」に到着。これはSFC版にも、原案にも対応する土地がありません。やや無理矢理ですが、過去のイースにルーツを求めるならば、PCエンジン版に登場する「ヴェヌスの廃村」が元になっているものかも知れませんね。
ルグオでは、うち捨てられた聖堂で「氷の紋章」が手に入ります。 BGMは「追憶の彼方に」でした。

ルグオを抜けると、いよいよ氷の山です。
ここで場面が切り替わります。どうやら、ガディスが魔法で氷の巨人に変身して(!)待ちかまえているようです。 「バミーが受けた屈辱は俺が晴らす!」っていきまいてますが、はて?
あー、牢屋で襲ってきたボスモンスターはバミーが作った、ってことを示唆する会話があったようななかったような。
氷の山のBGMはPCエンジンでもSFCでも「紅の翼」だったのですが、今回は既に国境の峠で使用済み。すると・・・と期待していたら、なんと「青銅の街区」が来ました。
これはびっくり!でも、もともと静かで神秘的な感じが、上手なアレンジも相まって画面にすごくはまってるんです。

で、ここまではトントン拍子に進んできたんですが、氷の山が結構手強いです。
敵が強いし、ダンジョンが広くて長い。残りHPが7という絶体絶命の状態でボスに挑むことになり(そして当然すぐ死んだ)、ここでしばらくレベル上げをすることになりました。
12だったレベルを19まで上げて再挑戦。今度はゴリ押しで撃破! しかし、そもそも12で辿り着いちゃうってのもなあ・・・意図的なレベル上げは要らない、くらいに調整して欲しいなあ。イース1はそうだったんだけど・・・。

ガディスは「・・・・強い!」と驚嘆して魔法で逃げていきます。 あ、書き忘れた。
このボス戦のBGMは、「伝説へ続く道」でした。これはこの先も楽しみですね。

自動的に次の画面に進みます。毎度おなじみのレリーフと門が登場。 ここのBGMは「五忠臣」。
ついでに古代文明研究家・ガゾックも登場。爺さん、強いんだねw アドルの説明をいちいち聞いてない困った爺さんです。彼によるとここは氷の神殿の入り口。 そして、彼はレリーフの碑文を解読します。

「送り出すのではなかった
嘆かわしきは 人の無知たるかな・・・
月の女神さえ呼び戻せれば
かような災いはさけられたものを・・・
後の人びとは我の姿に学ばれよ
人のおろかしき所行を」

ガゾックが導き出した新説は、古代セルセタにおいて、有翼人が二つの勢力に別れ争ったというもの。 それが、白き伝承と黒き伝承という、同じ存在についてまったく正反対に伝える伝承を生み出したのではないか・・。
その真実を知るため、両方の伝承に登場するレファンス王と五忠臣について調べているというのです。

また、アドルの持っている氷の紋章で、閉ざされていた門が開きます。 その先は氷の神殿。ここで、ついに聖剣の一つが登場です。
氷の聖剣 ファスシナシオン、すげえ言いにくい名前だなw
これは五忠臣の一人、氷の魔女トリエの剣と言うことで。今回の五忠臣は、レファンスを加えてそれぞれが6つのエレメントに対応してるんでしょうか?なんかイースの6神官な感じですね。

ガゾックからセルレイの村の事を聞き、さらに各地のレリーフにある碑文の解読を依頼されます。 彼が持っている古代語辞典?が有ればイッパツとのこと。

神殿での一連のシーンのあと、場面転換があり、リーザとエルディールの密会(w)が・・・
エルディールはやはりまだ「いい人」のようです。リーザからアドルのことを聞き、アドルが探しているという「イースの書」の名前を聞いたエルディールは、何と「アドルに会ってみたい」と言い出します。 何でも、有翼人の古い言葉に「イース」というのがあるんだ、とかで。リーザにはそのように説明したみたいですね。

再び場面転換。
何と、氷の神殿から普通に歩いて戻らないといけないようですw ついでに探索し直したら、氷の山の洞窟内で盾と鎧を発見。これ、本当はボス戦の前にとっておくべきなんでしょうねw
鎧のすぐ近くには、いかにも怪しげな氷のカベがあります。 おそらく、炎のエレメントを扱えるようになったらもう一度来ることになるのでしょう。

なんとかハイランドの村まで戻ると、リーザに呼び止められました。

「アドル様〜 はしらないでくださ〜い」

ちょっと萌えたw

で、そのまま場面転換です。なんと、聖域の城でアドルとエルディールが本当に会ってしまいます! 旧作を知ってると驚きの連続です、PS2版イース4・・デキはまあ、普通程度なのですが。
エルディールはアドルに「イースの書とはどんなものなのか」を尋ね、アドルがそれを説明します。

ここでは特に劇的な展開は無いのですが、さてエルディールは何を考えていたのでしょうか・・・
で、アドルが持っている聖剣に目を留め、聖剣が生まれた場所であるセルレイの村で、鍛冶屋に鍛えてもらうことで聖剣は本来の力を取り戻すだろう、と助言をくれます。
どうも、エルディールは五忠臣を普通に知ってるようで、「それはトリエの剣だ」みたいな事も言ってました。 「あなたは騎士トリエに選ばれたのですよ」とも。

場面はハイランドの村へ戻り(こういう自動進行が多いな)、とりあえず、ほこらにあるレリーフの碑文を解読。 内容はこうです。

「翼の神々の悲しみが、
太陽の仮面の怒りが、
いかづちとなりて降り立った
自らの所業も怠惰も省みぬ
人々の心に刻む為に・・・。」

さて、次はセルレイに行けば良い、と思いがちですが、ここで峠の遺跡の事を思い出し、先にあちらのレリーフも解読しておくことにしました。徒歩で行かなきゃいけないので結構めんどいですが。内容はこうです。

「翼の神々の力を借りて、
我が大地は豊かな恵みに与った
優しき神々と、美しき双子の女神と、
王と五の騎士と六の神官と
それが皆の願いであった」

・・・・・地味に衝撃的な内容。アドルは無言ですが、3やSFC版4のよく喋るアドルならなんて言ったでしょうねw

今日はここで終了。プレイ時間はおよそ三時間半。 このバカ長いテキストの通り、かなり密度の濃い展開です。
既出のレビュー記事によれば総プレイ時間はおよそ12時間とのことで、この密度で12時間分と考えるとものすごいボリュームになります。

もともとイース4という作品は、行動範囲の広さ(マップの多さ)などではシリーズ最大の規模を持っていますが、やっとそれが正常に反映された、という感じでしょうか。(PCエンジン版は至ってしっかりした作りです、念のため)

地味ながら丁寧なグラフィック(特に街や村はキレイ)と音楽(内蔵音源で演奏してるようです)、やや練り込み不足ながらストレスの少ない戦闘、と3とはうってかわって、個人的に「良作」な印象が強い今回のイース4。
この先も楽しみです。

PS2「イースIV マスク・オブ・ザ・サン」(3) (2005/5/27)

昨日のはちょっと、見づらい上に文が長すぎ・・・。今日は少し簡素にいってみよー。

○湖畔

国境の峠から、セルレイを目指して出発。
途中でコモドを通るが、カーナがいない。まだ戻ってないのか?
と思っていたら、樹海西部を経て湖畔へたどり着いたときに、そこで一人泣いているカーナに会う。 アドルに気づいて恥ずかしそうなカーナが言う。 この湖畔はよく弟(レムノス)と遊んでいた場所なのだとか。ちょい萌え。
イベント中のBGMは「不安」。
カーナは「長老が改めてお礼をしたい、って言ってた」と去っていくけど、ここでコモド方向へ戻ろうとすると「セルレイへ行って聖剣を鍛えてもらおう」とか言い出して進めない(^^; また、湖は普通に青い。PS2版では、湖の色が変わるとか、変わったら危ない、という話はまだ出てきてないですね。

○月の神殿

イベント終了後、湖畔のBGMは「紅の翼」に。湖畔には遺跡(月の神殿)があります。
内部には、エレメントの属性のうち「光」を除いた5つの台座と、巨大な有翼人像、そして堅く閉ざされた扉が。

そういえば国境の峠には大地の神殿らしい遺跡があった。もしかして、今回「紅の翼」はフィールド曲と言うよりも、「神殿がある土地の曲」として使われている?
また、湖畔を西へ進むと、古代都市(おそらく青銅の街区)の一部らしい場所があるが、特にイベント等は無し。

○セルレイ

南に進み、セルセタの樹海南部を経由して、「河岸の平野」へ。
BGMは「フィールド」。また、河の音というにはうるさすぎる(笑)ほとんど滝のようなSE。 と思ったら滝があり、洞窟の入り口がある。SFC版で言う滝の洞窟か?この時点では入れない。道を少し戻ってセルレイへ。
セルレイのBGMは「蒼い月の詩」。PCエンジン版ではレオ将軍の最期の場面で使われたのが印象的な曲。
ここで登場したのはかなり意外。けど、これはなかなか良いアレンジです。 川の上に建つ離れに住むガゾックに会って、レリーフの碑文を伝え、彼の解釈を聞く。

ところで、僕は「碑文」と書いてるけど、ゲーム中では「古文(こぶん)」と言っています。 それはいくらなんでもおかしいだろうw

ガゾックと話してから鍛冶屋へ。ここで氷の聖剣を鍛えてもらい、外に出たところで場面転換。
ドラゴンと対峙するガディス。BGMは「燃ゆる剣」。 ガディスは「こんなものに守られているのか」と驚き、テレポートして逃げる(戦えよ)。

アドルにフォーカスが戻ると、周囲に霧がたちこめる。 河の水が突然沸きたったらしい。霧じゃなくて湯気ということか。 で、村の地下水道に居た長老が、水が沸いてるために戻ってこられなくなっている。ガゾックから炎の山の情報を聞き、そこへ向かうことになります。

○炎の山

例の、滝のそばの洞窟に入ると「炎の山」の表示。つなぎの、「滝の洞窟」は無くなったらしいw
BGMはもちろん「燃ゆる剣」。かっこいいアレンジ。 PCエンジン版ではロダの大樹で使われていた曲ですね。まあ、あれは曲調がかなり変わっていますが・・・(アレンジャーであった米光亮氏自らが、「チャレンジ三部作」と言っていたうちの一曲)。 そういえば、セルセタの樹海の樹木はロダの木だ、というのはどれの設定でしたっけ?オフィシャルなのかな。

で、氷の山もそうだったけど、ここの敵が強い!出入りを繰り返してレベル上げします。
内部でフレイムシールド(スラノの盾)を入手。アーマーもあるのかと1時間以上探し回るが発見できず。諦めてボス戦へ向かいます。
ボスは先ほどのドラゴンで、ここのBGMは「灼熱の炎の中で」。ボス毎に曲が違うのか?
アレンジは王道でかっこいいけど、内蔵音源でのギターリフはちょっと物足りないですね(^^; GM音源で打ち込むようなもんでしょうし。

ドラゴンを倒した先にあったのは炎の神殿で、レリーフの碑文は以下の通り。

「はじめに誤りがあったのだ
神々に憂いを捧げるなど
我らのおごりに他ならぬ
黒き御霊の所為などと
神々への冒涜に他ならぬ」

レリーフのそばで、炎の紋章も入手。これで神殿内部(BGM:五忠臣)へ。 炎の聖剣「ヴァレンティア」を入手。

○再びセルレイ

セルレイへ戻り、地下水道へ。ここには刻の神殿があります。 レリーフの碑文は以下の通り。

「我らは空を落とす
悠久の安寧を破ってしまうだろう
人は我らを忌み嫌うであろうか
セルセタの湖水に映る空を見て
呪詛をとなえるであろうか・・・」

長老に、刻の紋章について尋ねてみますが思い出せません。「これは家政婦に聞いた方が速そうだ」と気づくアドル。なかなか毒がありますなw 家政婦によれば、盗賊が押し入ってきたことがあって、その際に奪われたという・・・。
盗賊とは、プロマロック周辺に居たあの盗賊か・・・?あれっきりのキャラだと思ったら意外なところで出てきてびっくり。まあ、名前もついてないんですけど。
ということで、やっとコモドへも戻ることが出来そう。 湖畔から、前回通してもらえなかった(笑)道を通って樹海西部へ戻り、コモドへ。

○レムノス

コモドの村に入ったところで、犬が走り去っていく。これってやっぱりレムノスの飼ってる犬か。
カーナに連れられて長老に会いに行くと、フレアと再会。なんでここにいるんだ。
話していると、「レムノスの犬が走り去っていった!」と村の見張り青年が駆け込んできました。 カーナは「クレーターだ!」と叫んで出ていく・・・なんでそう思ったのかいまいち不明ですね。
どこかで、行方不明になった場所がクレーター、という話が出てきてたんだっけ・・・?メモはしてない。不覚。

で、長老が、「カーナとレムノスを守ってやってください」とフレイムアーマーをくれました。
・・・・・orz カエセ、オレノイチジカン・・・・・。
ここにあったのかい!!ていうかもっと早くによこせ!!

というわけで、クレーターへ。
書き忘れてましたが、前に来たときには「今はここには用がない」とか言って入れなかったところがあるんですよ。そこへ入り、氷のエレメントで道を造りながら進んでいきます。 しかし、そんなメッセージ用意されてもなあ・・・。最初に来たときには道がふさがってる、とかでいいような気がします。むしろその方が自然。こういうところが微妙な部分ですね。

ここを最後まで進むと、モンスター化したレムノスが・・・・BGMは「不安」。 犬を殴り飛ばし、カーナさえも倒される。 ここでアドルと戦闘開始となります(BGMはひさしぶりの「戦闘#58」)。

レムノスを撃破。どうも、今作のボス戦はゴリ押しで勝ててしまう。 というか、敵の攻撃を避けるのが難しく、しかも喰らっても大したダメージは受けないので、懐に飛び込んで斬りまくるのが有効になっているのです。最初のボスは、まあ、攻撃できるチャンスが限られていましたが。
話を戻します。
倒れたレムノスが「大地の紋章」を落とします。アドルはそれを拾ったのですが、すぐにカーナに奪われてしまいます。レムノスを痛めつけたアドルに対して逆上するカーナ。
フレアと見張り青年が登場してカーナをなだめ、とにかくレムノスを村へ運ぼう、ということに。

場面転換。
コモドの村、長老の家で息も絶え絶えのレムノス。そばについているカーナは、まだアドルへの怒りを抑えられません。「わたしに診察させてください」と申し出るフレアにまで、「触らないで!」と叫ぶ始末・・・ 見ていて痛々しい場面です。
フレアは医者である、と説明を受けてしぶしぶ引き下がるカーナですが、フレアの診察もむなしく、レムノスは目の前で息絶えてしまいます(!)。
台詞は「ねえさん」とたった一言。泣き崩れるカーナ。
アドルを許せず。人殺し、とアドルをののしるカーナ。
ちょっと、想像を絶する展開になってきました・・・・今回、シナリオのアレンジには相当な気合いが入っているようです。それは筋書きを如何に変えるか、というだけの事ではなく、メインキャラの描写の仕方にも現れています。
特にカーナは、気丈なところ、調子のいいところ、湖畔での場面などで深みのある描写がされているように思いますし、それだけにレムノスに関する一連のイベントが重く、鋭く、プレイヤーに突き刺さってくるようです。 ベタな展開ではあるのですが、そもそも「使い古された技法」とは、「効果の確かな技法」でもあるのです。
このレムノスが死んでしまう場面ですが、展開に引き込まれてBGMを確認するのを忘れました。たぶん「不安」だったと思うんですが・・・(^^;
ところで今作のカーナ、絵以外は萌え萌え。声優さんの声、演技もすごくいい感じ。なんていう方なんでしょ?

話を戻します。
アドルは肩を落とし、フレアに連れられて外へ出ました。 意気消沈したアドルを激励するフレア。ここの会話は良いです! たたみかけるような言葉、ひとつひとつが非常にうまい!
ここは、直前のカーナがアドルを罵る場面とうまく対比させてるようですね。シナリオライターは一体どこの誰なんだろう・・・?
見直したぞフレア。たんなる脇役じゃない名脇役に昇格した瞬間w

大地の紋章は、長老からフレアに託されていました。 それを受け取り、アドルはコモドを後にします。
自動的に樹海東部へ場面が移ったところで、今日は終了。

ここまでのプレイ時間は約7時間です。 フレイムアーマーを探していた時間と、メモを取ったりしてる時間も含まれてますから、多少、余分な時間がかかっていると思いますが、それにしても密度が高く飽きさせない展開で感心しっぱなし。
変な言い方だけど、化けるもんですねえ・・・・(^^;

ところで、システムなどについても少し触れておきます。
戦闘は、弱・中・強と攻撃が別れているものの、連携はあまり意識しません。 一応、特定の順番でボタンを押すことで必殺技が発動するのですが、発動したときにはすでにその敵を倒してる事が殆どのため、役に立たないのです(^^;
また、必殺技が発動するとアドルには盛大なスキが生じ、近くに別の敵がいたり、飛び道具を使うヤツが居たりするとかえって危険なのもマイナスポイントですね。
そんなわけで、僕は「弱、中x4」と連携することが多いです。
敵によっては、動きがトリッキー?な感じでかなりやっかいです。レベルが不十分な状態でそういうヤツに囲まれると、アッという間に死ねます(^^;
特に炎の山に居る火の玉みたいなモンスターには要注意。こいつからのダメージが二桁あるうちは探索は危険です。

注目の「エレメント」システムについては、飛び道具としての利用価値は殆ど無い感じです。
ステージの仕掛けを解くために使うか、パラメータ強化のために使うのがいいと思います。氷のエレメントであれば、移動速度を上げることが出来ます。 欲を言えば、標準でこの位の速さで動けると良かったんですが・・・ついでに、方向キーでの移動が常に「歩く」扱いなのも不満。
というわけで、今日はこんなところで・・・。

PS2「イースIV マスク・オブ・ザ・サン」(4) (2005/5/28)

えっと、今日はちょっと長時間のプレイ(約7時間)になったので、文もかなり長くなってます。
でもまだクリアできてない・・・(^^;

○キャスナンへ

通り道なので、峠にある遺跡を確認してみました。 大地の紋章で門を開き先に進むと、「峠の遺跡」の表示。 BGMは「道化師の誘い」です。
クワイアの使い方でPCエンジン版やパーコレのものを意識したものと思われます。 ここは道が暗く、進んでいくことは出来ませんでした。雷の魔法で照らせばいいみたいです。

で、キャスナンへ到着。
自動でロムン兵と会話イベントへ。刻の紋章は接収されてはいないようです。 盗賊の砦へ探しに行くことにします。この時に場面転換。 グルーダとブラトスの会話シーンが挿入されます。
そろそろいらつきを隠せないブラトスに、「そろそろ閣下のお力を見せつけるのも妙策かも知れません」とグルーダ。ついにロムン軍の侵攻が始まることになりました。
グルーダら三人は先にハイランドで待機するといいます。 ブラトスが去ってから、「俺達で全滅させることもたやすいぞ」とガディス。
「なにを」全滅させるんだ?
セルセタの人々か、ロムン軍か・・・。

一方のアドルは盗賊リーダーの部屋で隠し通路を発見し、その先にある隠れ家で刻の紋章入手です。
アドルをとっつかまえたとき、ロムン兵は本当に「単なる盗賊の逮捕」で動いていたのか。 あるいは、グルーダが紋章については知らなかったのかも知れません。
で、これからセルレイへ向かうとすると、ロムン軍の侵攻にハチあわせそうな・・・。

○ロムン軍との対決〜聖域の城へ

樹海東部を経由してコモドへ。そしてハチあわせましたw 到着するなり、ロムン兵を引き連れたブラトスに遭遇。すでにBGMが「戦闘#58」ですw
戦闘で勝利すると、イベント進行へ。 ブラトスとロムン兵は撤退。が、カーナが単身、それを追って出ていってしまったとか。アドルが長老の家を出たところで場面転換です。

山道でカーナに追いつくアドル。
BGMはなし、雨が降っているエフェクトとSEのみです。
「許せないのよ、あなたも、あたしも、あいつらも」とカーナ。 まだまだ心のキズは癒えていない・・・そりゃそうだ(^^;
わざわざ雨を降らせるのも、ベタですけど良い演出ですね。 また場面転換。今度はハイランドへ自動的に着きます。

すでにロムン兵に占領されてるんですが、エルディールが聖域から出てきて、抵抗しないよう呼びかけたらしく、また、ロムン兵も誰も傷つけることなく、ハイランドはロムンの属領となったそうです。
(ゲーム中では「属国」と言っているが、微妙におかしいだろうw)
また、リーザの姿が見えないとの情報あり。
長老の家では、雷の紋章をもらえます。これは、エルディールからアドルにと託されたらしいです。もっとも、長老は「なんでよそ者なんぞに」と納得していないご様子・・・。

長老の家を出たところで場面転換。 聖域の城で、闇の一族とブラトスの会話シーン。
「お前の言うとおりアドルを釈放したが、あいつ強いじゃん!手が付けられん!(意訳)」とブチ切れ気味のブラトスですが、なんとバミーに魔物化されてしまいます。
そこにカーナが登場。 人間が魔物にされる現場を目の当たりにしたカーナは怒りをあらわに。
ここで、バミーからレムノスの魔物化についての真相が語られました。
・・かなりな内容です・・・・・。
グルーダはカーナなど眼中にないようで、バミーを制し、去っていきます。 魔物となったブラトスとカーナだけが取り残され、ブラトスの攻撃でカーナは倒されます(またかい!)
この時、ブラトスは「コロシテクレ」と言ってるんですよね・・・。

また場面転換。聖域の城の入り口でたたずんでいるリーザに迫るガディス。 彼女を気絶させて、「すまんな」とどこかへ連れ去ってしまいました。
次の場面では、グルーダとバミーがエルディールと対峙。リーザを人質に協力を迫ります。

ここでやっっっっっと、アドルにフォーカスが戻りました。 ハイランドからそのまま聖域へ向かう(聖域までの短いフィールドは「フィールド」)。
少し進んだところで、兵士に囲まれ壁際に追いつめられるイベント発生。 そのカベをぶち破って、唐突に登場するドギ先生w
「話は後だ」と言われたアドルは城の中へ。なんでお前セルセタにいるの、とか、あの程度のザコなどアドノレ様の敵ではない、とかいろいろ言いたい所なんですが・・・(^^;

○聖域の城

城内のBGMは「聖域」。
タリムが使用したという、雷の鎧と盾(トールシリーズ)を入手。 城の奥には雷の神殿があります(BGM「五忠臣」)。
レリーフの内容は以下の通り。

「翼の神々の悲しみが
太陽の仮面の怒りが
いかづちとなりて降り立った
自らの所業も怠惰も省みぬ
人々の心に刻む為に・・・」

・・・・・ハイランドのといっしょじゃん。
雷の聖剣、「インヘニオ」を入手。城内には、重りが必要な仕掛けがあり、まだ先へは進めません。
インヘニオの魔法を使って、峠の遺跡を進み、大地の神殿へ向かう必要があります。おそらくそこにある、大地の聖剣と魔法(重石の代わり)が必要だ。
とは言え、それはゲームの都合・・・
どう考えてもおかしいほどたくさんもっている鎧でも盾でものっけて済ませてもらいたいw
あと、ここで城から出なきゃいけないのは、ストーリー展開としてもおかしいですよね(^^;
ドギは何のために・・・とかいろいろひっかかることが。いろいろ。これじゃ単なるプレイ時間稼ぎだよー。

○大地の神殿〜聖域の城(2)

セルレイでインヘニオを鍛えてもらい、ついでに刻の神殿に寄ります。
ここで、刻の聖剣「エテルノ」を入手。すぐに鍛えてもらい、黒い石碑でのワープを使えるようにしました。・・・・が、石碑間のワープではなく、街・村へのワープだったorz
無いよりずっとマシですけどね。せめて、ウイングを店で売ってくれてればなあ。

キャスナンを経由して国境の峠へ向かい、遺跡に入ったら雷の聖剣を使って明かりを作り、ずんずん進みます。 ダンジョンは広い上に、大地の聖剣が無いと壊せない障害物もあったり。後からまた来なきゃダメか。
大地の神殿で聖剣「コンフィアンサ」を入手したところで、いきなりアドルの台詞。

「さあ、急いで大地の聖剣を鍛えて、聖域の城へ向かうぞ!」

声は無し。「アドルに台詞は無し」なのか、ご有りなのかはっきりして下さい。
今作はすごく良い作りだと思うんですが、こういう妙な粗が残ってるのは残念なところですね。
ここで、自動で場面転換するかと思ったらそれは無し。徒歩上等!・・って刻の聖剣の魔法を使えばいいのか。おあつらえ向きに、ほとんどのマップには石碑があります。
とりあえずセルレイで聖剣を鍛え、再び聖域の城へ。

本当はこの時点でもう一度峠の遺跡へ行き、大地の聖剣で開ける道を進んでガイアシリーズの防具(後述)をとるのが良いのだけど、物語の進行として不自然。
というか、もう一回書きますけど、聖域の城で大地の聖剣が必要になるのが、単なる時間稼ぎとしか思えない・・・。別に聖域の次のイベントでいいじゃん。
まあ、仕掛けをサクッと解いて、さっさと進みましょう!

聖域の城のボスは魔物化したブラトスです。BGMは「戦闘#58」。
勝利すると人間の姿に戻ります。そして、ここで衝撃の告白。

ブラトスの経歴、そして彼はもともとアドルを知っていた!
アドルを憎んでいた、と言うブラトス。が、今は感謝している、と言い残し、自刃してしまいます。 思えば魔物にされながら自我を保っていたブラトス。お前もまた強敵(とも)だった・・・。

で、近くに倒れていた(あのときからずっと倒れっぱなし?)カーナがアドルにすがりつき、泣き始めます。
ブラトスの告白を聞いて、レムノスの死について心が整理されたのでしょう。
レムノスは確かに死にましたが、アドルによって「魔物に変えられた、永劫の苦しみ」から救われていたのだ、ということを認め、泣きじゃくりながら何度も何度も謝るカーナ。

やはり今回のカーナは蝶・萌える!!。

はい、場面転換です。
闇の一族+エルディールと対峙するアドル。 そこに、ドギとガゾックも登場。カーナはさっきのところで待機か。落ち着くまでどーにもならんだろうし。
グルーダの持っている魔道書を「イースの書か!?」と指摘するドギ。お前なんでセル(ry
グルーダは、「神聖セルセタ王国」の建国を宣言します。王としていただくのはエルディールのようです。
・・・・が、この国名で笑った人は少なくないでしょうねwファー様の姿が一瞬、脳裏に浮かんで爆笑。
そこで、「こんなボロイ城を居城にするのか?」とツッコむドギ。 ・・・「居城」を「いじょう」と読んでますw
が、もちろん、彼らは古代都市を自らの城とするつもりでした。 三人それぞれの力を合わせれば、封印など解く必要すらないのだ、と言って去っていきます。
ちなみにガディスは物体を操作する力、バミーは分子?の構造を変える力(人を魔物にするのはその応用らしい)、グルーダは空間を操る力(人をさらってきたりするのはこいつの仕事)。場所さえ正確に知れてしまえばオッケーなのか。

○古代都市の復活

このままではセルセタが滅んでしまう、とガゾック。
彼の家に各村の長老達を集めて、対策会議が始まります。 メンバーは、長老達とガゾック、フレア、アドル、ドギ、カーナ。
ここで、碑文を読み解いたガゾックから衝撃の仮説。
「神と呼ばれた有翼人は複数・・・最低三人はいたのだ」と。 イース4の原案によれば、峠の遺跡でレリーフに刻まれていたのは「翼を持った三人の人物と、6人の人間」でした。これは「原案に忠実」と言われてきたSFC版とも異なり、長年、イース4における謎の一つでした。
実にニクいアレンジですね。

ガゾックの仮説によれば、レリーフは全部で6枚あるはず。そう、これまでの5つが五忠臣の墓であるなら、残る一つはレファンス王の墓であり、彼の言葉が残されているのではないか。そしてそれはおそらく、古代都市のどこかにある。 そしてグルーダらを止めるには、何とかして古代都市へ行かなくてはならない。そのためには、レファンス王と五忠臣による封印を解いて乗り込むしかない、との結論が出たところで、月の神殿にある5つの台座を思い出します。
カーナも月の神殿が怪しいと直感。

というわけで、湖畔にある月の神殿へ向かうことになります。 ここで、台座に対応する5本の聖剣を突き刺すと、対応して峠にあるレファンス像が光を放ち始めます。
また、このへんのタイミングで、セルレイでは強力な武器と防具が売られるようになるので買っておきました。

峠へ向かうと、レファンス像で英雄の聖剣「フスティーシア」を入手できます。
ここでイベントシーンに。峠から見渡すセルセタの樹海と、円形の湖・・・その湖から、ついに古代都市が浮上します。
BGMは無しの状態から、「聖域」がフェードインしてきました。
この古代都市が、従来のイース4とは全く異なるイメージでデザインされていてびっくり。しかも、従来のと違って、空中にまで浮かび上がっていくのです。
たちまち暗くなり始める周囲。
ガゾックの家で、暗くなったのを怪訝に思ったフレアが窓から外を覗き、「太陽の仮面!」とつぶやきます。 ガゾックもそれをみて驚愕。
まるで、太陽が仮面をつけたかのようなその状態。「太陽の仮面」とは、アイテムではなく、この古代都市そのものを指していたのか!?

これも従来のイース4とは全く異なる切り口でのアレンジ。少なくとも古代都市の景観はSFC版がほぼ原案に忠実であり、また太陽の仮面は巨大な石版であったはずです。これはパーコレのブックレットにイラストが載っています。

イベントシーンが終わったところで、この時点からキャスナンの病院で「セルセタの秘薬」が買えるようになりました。40000G也。
ここで一旦切りますね。

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