日記ログ:イースV Lost Kefin,Kingdom of Sand

失われた砂の都ケフィンの失われたあれこれ(2006/3/31)

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わかってはいたさ 過剰に期待しちゃダメだって・・・・

というわけで(?)
残業になっちゃってお店に間に合うかどうかかなりヤバイ状況だったのですが、何とかイースVを入手出来ました。
2時間くらいプレイしての感想は一行目や二行目を参考にして下さい(笑)
とりあえず項目別に〜(こっから先はネタバレ&原作知ってる人向けのいつもの調子で)

○オープニング

電源を入れて始まるのは、PS2版のIII・IVと同じ感じのセンスの無いオープニング(笑)BGMは「Digest」。
IVのやつは結構よく出来ていたんですが、Vのはまあその・・・
ただし注目すべき点が一つ!!いや、二つ!?
ケフィン王が出てきます!!
ストーカーとフォレスタは影も形も!!

○タイトル画面

BGMは「Lost Kingdom」。
SFC版に似た感じですが、最後までは聴けません。ついでに後半部分はカットされてしまっているようです。

○オープニング2

オリジナル版オープニングの後半、砂漠でのスタンとニーナの出会いの場面〜サンドリアでの別れがここで語られてます。スタンの声付き。
BGMは「Theme of Lovers」(おいおいw)ストーカーとフォレスタはやっぱり出ないのかなあ。

○ニューゲーム〜サンドリア

どこかの街の酒場でしょうか、誰かの語りでスタート。どうやらアドルと会話している感じです。BGMは「Oasis」。

次はサンドリアの港にドギとアドルが降り立つ場面に。ドギは「昔世話になった師匠がいる」んだそうで別行動に。
おまい、アフロカに来たことがあるんかい。イースシリーズの根底を揺るがしかねない設定変更なんですが、「どこかで世話になった恩人が今はアフロカにいるらしい」ってことにしておきましょうか(^^;

ちなみにサンドリアのBGMは新曲っぽい。
兵隊に絡まれているところでリジェが登場するのはオリジナルと一緒ですね。やっぱりキャラ絵がしょぼくて残念です。
声もいまいち。

酒場でツェットが登場し、ドーマンのもとへ行くよう勧めてきます。また、マーシャに薬の材料を届けるというイベントがあります。

○うさんくさい豪商

ドーマンの館ですが、専用BGMはカットされたっぽ。
普通に「In the Cradle」が使われてます。屋敷には何人かメイドさんが居ますが、名前が判明するのは銅像を磨いているアニスのみ。
減給されてますが。

ドーマンの役どころはきっと全部共通なのでしょうが(笑)、今回はSFC版とデザイン自体は同じにも関わらず、見た目が非常に胡散臭いです。
画力が無いからそう見えてしまうのか、実はうさんくささを巧みに表現しているのか、微妙なところ・・・。
声もいまいち。CDドラマ版が懐かしくなりますね(^^;
ここでやっっとお金が手にはいるのももはや伝統行事。冒険家なら路銀はちゃんと持っておこうよ、アドノレ。

ちなみにドーマンは「風の結晶」を見せてくれます。見つけたのはスタンでケフィン廃都で発見されたのだとか。
うろ覚えですが、確かSFC版では島(後にドーマンと対決した場所)で発見されたことになってましたね。

さて、サンドリアの残りですが、民家の曲は普通に「In the Cradle」、お店の曲は「Shopping」です。お店はキャラ無しの一枚絵が入り、道具屋も武器屋も同じ絵です。

○サンドリア草原

BGMはもちろん「Field of Gale」!!
が、メロディが入ってきた瞬間にずっこけました。
自称音屋として指摘しますが、どこの世界に駆け上がりを一音一音切って演奏するトランペット奏者がいるのか考えて欲しいところです。曲自体はもちろん良いんですが。

今回も内蔵音源による演奏で曲調はSFC版と同様のオーケストラ風なのですが、同じタイトー版のイースIII、IVに比べてどうもワンランク落ちる感じですね。

さて、この草原でやっとアクションが出来るようになるんですが、正直いってかなり厳しい出来だと思いました。III、IVより一歩劣る感じです。またかい(笑)
剣を振るときにですね、こう「構える」動きが入りまして、ボタンを押してから実際に剣が振り下ろされるまでに一呼吸おくような感じなんです。
非常にレスポンスが悪く感じられます。実際に、敵を狙うのに慣れが必要ですね。
また、ジャンプ攻撃がくせ者で、アドルが空中に一瞬静止して繰り出すような感じで、ここにも不思議な間が発生しています。下突きも同じ。
ジャンプの軌道もどうにも変な感じで、アクションゲームとしての基本がおろそかになってしまった感じです。

SFC版のイース5もシステム面ではかなり完成度の低いものでしたが、少なくとも操作性が悪いとは感じませんでした。
が、今回はかなり大きなマイナスだと思います。

草原のマップは大きく変わっていますが、出てくる敵は「蜘蛛」「かに」「虫」と、実はSFC版に忠実なラインナップだったりw

○メルセゲラの森

すげえ地名にちょっと吹きましたw
SFC版のサウスウッドに相当するようです。
BGMは草原と同じ。ちょっと順序を間違えた気がしたので、マーシャの家を探しに草原に戻りました。

○マーシャ

マーシャの家のBGMは無難に「Massea」でしたね。
さて、SFC版では彼女が錬金魔法を教えてくれるのですが、今回はまず「メルセゲラの森に住む錬金術師に会い、錬金術とは何かを学びなさい」とのこと。
その錬金術師、マーシャが言うにはどうもニセモノっぽいです。(※ニセモノでしたw)

マーシャの声はちょっと合ってないと言うか。。。美人お姉さん系キャラなのにロリっぽいというか、またもや微妙な感じ。
IVに比べて、声優さんもどうにもぱっとしない感じがします。
でもまだ序盤だからなあ・・・・。

○偽錬金術師

というわけで、森の奥に済む錬金術師「マヴァール」は偽者。仕掛けをつかって魔法らしく見せるものの、アドルに看破されて逆ギレし「パピィ」をけしかけてきます。ネズミみたいな雑魚モンスターですので瞬殺!ここのBGMは「Warning!」でした。

○マ−シャ再び

というわけで、マーシャに再び会いに行きました。
本当の錬金術は途絶えてしまったのか?そうではない。「これからお見せしましょう」ということで、マーシャから錬金術と魔法を教わります。ここで練石を作ってもらえるようですね。

で、次の目的地が「フォレスタ村」ということがわかったのですが、ちょっとびっくりしたのが「結晶は4つ」「フォレスタ村のネード洞窟」というフレーズ。

SFC版では結晶は6つでしたし、フォレスタ村にはフォレスタ洞窟があり、500年前の悲劇によって錬金術師フォレスタが結晶に封じ込められ、美しい姿のまま眠っていました。
そのフォレスタを守るためだけに、魔性の腕輪に自分を封じて人間をやめ、いつか来るであろう勇者を待っていたのがストーカーです。

「自分さえ信じられないこの俺が、誰かを信じて500年も待ったのか」

というストーカーですが、内心は相当嬉しかったことでしょう。

SFC版イースVは、この二人が500年という長い空白の時間を駆け下りて、「本来あるはずべきだった」幸せをつかむまでのストーリーでもありました。

で、その二人の重要キャラ(そしてすごくお気に入りキャラ)がやっぱり出ないんだなあ、改めて感じ、ちょっと残念に思った次第・・・
ドギが出てケフィン王が出るならおそらくは原案のストーリーにそった感じになるのでしょうね。
(原案・・・イースVの企画段階のストーリーで、サントラの付属ブックレットやCD-ROM「イースマテリアルコレクション2」などで公開されていたもの。
ストーカーとフォレスタは登場せず、製品版には登場しなかったドギやケフィン王が登場。ニーナが9歳の女の子だったりメインヒロインがテラだったりリジェが男だったりするので有名ですが、後半の展開はイースシリーズ随一の神展開なのでゲームにならなかったのが惜しまれていた。はず。)

とにかくフォレスタ洞窟・・じゃねえ!村を目指します。洞窟がネード洞窟ということは、水の結晶があるのでしょう。

○イブール一家登場

森の奥に「闘技場」というマップがありまして、ここでイブール一家登場。やってることはSFC版と全く同じで、アドルから9000G巻き上げます。お金が貯まっていないとフラグが立たないっぽく、持ってなくてもボス戦になったSFC版とちょっと違いますね。改良じゃないですが。
ちなみに、一回支払いを拒否してマップを切り替え、戻ってくると漫才が見られるのはSFC版と同じw

ボスはてっきりデゼルトウルフかと思ったら、なんとヴァルテモスでした。攻撃パターンは「ヴァルテモス+デゼルトウルフ」な感じで。

○フォレスタ村

捨てぜりふをはいて去っていくイブール一家を見送って、アドルは森を抜けてフォレスタ村へ入ります。ここのBGMは「Woodside Village」、コキリコ村の曲だったものです。もともとフォレスタ村の曲だった「Foresta Village」は使われてないのかもしれません。ここでの展開はSFC版と大体同じで、洞窟へ入って行方不明になってしまったニーナを探しに、ウイリーと共に洞窟を探検します。
ニーナの名前がなかなか出てこないのがちょっと不自然かも。ロポラさんは同じ役割で登場してるのに、ニーナと言わずに「女の子が」「女の人が」って言うんですもん。

○ネード洞窟

予想通り水浸しの洞窟。いくつか宝箱があります。ウイリーがHPゲージつきなので、彼を守りながら進みます。単なるお荷物じゃんw

BGMは「Sinister Shadow」。
ニーナを発見したらオートでいったん洞窟を脱出します。
宿で休息しているニーナと会話して外に出ると、ウイリーがテラと話してる様子。テラはまあ、アドルの姿をみて逃げて行くんですが。

今度は単身洞窟に入り、さらに奥へと進みます。で、例によってボスが出ますよ〜。とw

○水の結晶

ボスは水の守護獣ヒュードル。SFC版でも水の結晶を守っていましたね。あのときはクラゲの化けモンでしたが、今回は蟹の化けモンです。

光の魔獣だったヴァルテモスが単なる中ボスになってしまったのが残念。

忘れてましたがボスのBGMは「Bad Species」。

○!?

晶のある祭壇のBGMが、イースIVの「五忠臣」
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明らかに無関係でしょ、なんでこんなん使い回すかなあ・・・
洞窟の曲のまま変わらない方がよほどマシ。

ちなみにヒュードル戦で一回負けちゃったんですが、ゲームオーバーの曲はイースIIIの「いっときの夢」でした。
イースVにも「Odds and Ends」というきれいな曲があるのですが、なんで使わないんだろう。

でまあ、水の結晶はテラに奪われます(笑)
というわけで今日はここまで〜。

PS2「イースV」その2(2006/4/2)

失われた砂の都ケフィンの失われたあれこれ がその1ってことで一つ。
うーん、まだまだ序盤ですが、今回はIVよりだいぶ微妙な感じで。台詞回しとかもおかしな点がありますし・・・ミスリードを誘おうとする技法(笑)なのかも知れませんが。

○サンドリアへ戻る

結晶を奪われたので、とりあえず報告はしないとダメでしょう。そんないやな役目はごめんだとばかりに、ツェットはすぐ逃げちゃいました。
(どーでもいいんですが、SFC版のツェットってちゃんとデザイン画に即したキャラチップが用意されていたのに、今回は一般人w)

さて、フォレスタ村へ来た方からみて右手がわに別マップへの道があります。
ここから出るとまた「メルセゲラの森」なんですが、BGMが「Wind Knight」。
ラムゼンの方へ行くには、ここを通るんでしょうね。
大木が倒れて行く手を塞いでおり、今は通れません。

○マーシャ再び

サンドリアへ戻る途中にマーシャに会いに行きました。「自分はスタンからニーナのことを任されているから、彼女にもしものことがあればスタンに申し訳が立たなかった」と謝るマーシャは、アドルに「シルフィードの羽」というアイテムをくれます。
マップ上のワープポイントモノリスを使うことで、いつでもマーシャの家へ戻ってこられる、というもの。ただし、ルーラみたいな使い方はできず、一方通行です。
・・・・それって使う機会あるのか?
(ていうか若い男にそんなもん預けるなよw)

○サンドリアに帰還

まずは小ネタ。

マップ右の方にある桟橋近くで、男と釣り勝負が出来ます。勝てたらなにかもらえるらしいんですが、負けちゃいました。

酒場に行くと、マーシャへの届け物を依頼してきた男が「自分からもお礼を」とエレメンタルをくれます。

で、ニーナはまだ戻っていないのか、道具屋にはカギがかかっていて入れません。
仕方がないのでドーマンの屋敷へ。相変わらずうさんくさい風貌で笑えますw
ここでは「奪われてしまったものは仕方がないので、泥棒は手配しておく」ということになり、結晶についてかなりの調査をしていたというスタンの調査記録を探してみることになります。

○密談

アドルの退室後、さらに胡散臭いグラフィックを披露するドーマン(笑) ここにリジェが来まして、なにやら密談開始です。SFC版では二人の密談場面に「Movement」という曲が使われましたが、ここでは「Scheme of Madness」が使用されています。
どうも、砂漠に出る野盗はドーマンの私兵で、ケフィン出現の時に備えているのだとか・・・しかし、先に野盗が登場していたり、噂に聞いたりしてるわけでもないので、唐突な感じがしますねえ。やっぱりシナリオの構成はいまいちかも。台詞回し自体は頑張ってる気がしますが。
この、「野盗がサンドリアの警備隊とは思うまい」なんて発言の前に、リジェに対して「あの盗賊を動かしてるんだろう」みたいな事を言ってます。
さらにその前に、アドルとドーマンの会話でイブール一家について触れていますから、リジェが動かしているらしい盗賊とはイブール一家の事だと察して欲しいところなのでしょうが、直後にドーマンが自ら「野盗がサンドリアの(略)」なんて言うものですから、盗賊とはどっちがどっちのことなのか、少しわかりにくくなってますね。

○ニーナやっと本格登場

アドルに視点が戻ります。ドーマンの屋敷を出ると、BGMがニーナのオカリナに。
道具屋に行ってもまだカギがかかってます。どこにいるんだろう・・・と探すと、桟橋でオカリナを吹いていました。

ニーナにお礼を言われて、とりあえず道具屋に行きます。ここではニーナからいろいろな話を訊くことが出来ます。
話しかけた時点で「買い物をする」か、「話を聞くか」選べるのですが、この時システム上のミス?があり、キャンセルボタンが使用できません(^^;
(マーシャとの会話も同様に「話を聞く」か「練石をつくる」かを選べますが、ちゃんとキャンセルボタンが使えるのでミスと思われます)
いやね、ひとつの話題について聞き込みをしたあとで、また「アドルさんいらっしゃい」まで戻っちゃうので、会話が間抜けになるんですよね。

ニーナの道具屋のBGMはもちろん「Niena」です。
実はイースヒロインのテーマ曲では一番好きな曲だったりします。

○スタンの日記。

ニーナにスタンの日記について聞くと、スタンの部屋に保管されている日記を見せてもらうことが出来ます。
それによると、スタンは最後にラムゼンの図書館へ向かい、その後で砂漠へ足を延ばす予定だった、ということになっています。

その後の文章が秀逸で、SFC版でちょっと疑問だった部分をうまく解決しています。
つまり、冷静で洞察力に優れた人物であるスタンが、なぜドーマンに従って結晶を集めていたのか?という疑問についてです。
(ドーマンは悪役なわけですが、スタンが彼の闇に気づいていなかったとは考えにくかったため、昔から疑問だったのです)
ドーマンの闇に感づきつつ、ニーナのためにケフィンの謎を追っていた、というのは良い落としどころですね。スタンに、ニーナとケフィンのつながりを直感させたものは背中の傷跡ということで、公開されていた限りの原案設定にも無かった部分です。
いったいどんな傷跡なのか、それがさらにストーリーに関わってくるようだといいですね。

・・というわけで、これからラムゼンへ向かうよ〜、というところで今日は中断。
フォレスタ村まで行ってセーブしました。

まだまだ序盤なわけでプレイ時間は3時間ほど。
正直いってかなり微妙な仕上がりでして、IVの時には微妙さを感じながらもどんどんストーリーに引っ張り込まれていったのですが、今回の場合はちょっとテンションが低いかな?という気がします。

結晶を探していくという過程になにか一ひねりあると良いのですけどね。SFC版の時はそれがストーカーとフォレスタの存在だったりしたわけですが。
あれは登場の仕方もすごく印象的ですし、結晶集めだけでない、重大な使命感を持たせてくれますよね。
PS2版の場合はより早い段階でドーマンの闇の部分をうかがわせることで、結晶集めという冒険内容をより厚くしようという事なのでしょうが、ストーカー大好き人間(うわ、いやなフレーズw)の僕としては、どうしてもちょっと物足りなかったです。

PS2「イースV」その3(2006/4/2)

今日は出かけたかったんですが天気はいまいちだし、体調は悪いし・・・
と言うわけで家でおとなしくゲームやDTM作業して過ごします。
とりあえず午前中に東方妖々夢のノーマルノーコンティニュークリアを達成。
総プレイ回数は1000に届こうかと言うところですが、ノーマルをノーコンティニュークリアしたのはやっと通算6回目。
大好きなゲームですが、正直言って難しすぎて辛いですね。

さて、イースの話イースの話。

○ラムゼンへ

ルセゲラの森を抜けてラムゼン草原へ。前回書いた通りBGMは「Wind Knight」です。
マップが単調なのがどうにも痛いところですね。貼ってあるテクスチャもIVよりあらっぽいですし・・・開発期間が短いんでしょうか。

ラムゼンに到着すると、SFC版同様にアルガが初登場。500G巻き上げられるのも、会話内容も大体同じですw
ラムゼンのBGMは「Peace in The Street」。
SFC版ではサンドリアとラムゼンの曲でしたね。

武器、防具を買い換え。ここで売ってる「エンハンスソード」で、やっとフレイムソード(イースIIIのクリアデータを引き継いだ場合の初期装備)より強い武器が手に入ることになります。

宿屋ではドギからの手紙が読めますが、大した内容じゃありませんw 「北アフロカは、思っていたよりも危険だから気をつけろ」みたいな感じで。

図書館では、研究家ガラムの著書から遺跡に関する情報を入手。また、この本にはスタンのメモが挟まっています。

○セーベ遺跡攻略

ガラムの家族から遺跡内にあるがラムの部屋のカギを入手して、セーベ遺跡へ向かいましょう。遺跡のBGMはSFC版ではケフィン廃都の曲だった「Sand Castle」。今回のセーベ遺跡はSFC版と違い地下へ地下へと潜っていく構成になりまして、画面も薄暗い感じになってます。結構よく似合ったBGMだと思いますよ。

また、落とし穴のトラップにかかると、モンスターを全滅させるまで出られない部屋に行ってしまいます。このときのBGMは「Scheme of Maddness II」。SFC版では、ドーマンとの対決後、崩壊する島を脱出するまでのシーンで使われていました。

ガラムの部屋で会話してスイッチを操作したら、同じ要領でスイッチを動かしながら遺跡を進んでいきます。時々宝箱があるので回収しておきますが、買った装備より弱いのが入っていたりして・・・(^^;

ボスはもちろんアグニヒューム。SFC版より攻撃パターンや行動パターンが増えてます。
出てくると見せかけてすぐに引っ込んでしまったのには笑いましたw

ただここ、ラムゼンで売ってる高い方の装備をしていればダメージ的にはほとんど問題になりません。なにしろアドルが食らうダメージはほとんど1桁で済んでしまうのです。
が、操作性の問題でアドルの攻撃を当てるのが非常に難しく、長期戦になった挙げ句一度負けてしまいました。
あまり深く考えず、出てくる時に近づいておいて斬りつけるのがいいですね。アグニヒュームの移動中にジャンプ斬りをしてもほとんど当たりません。

で、炎の結晶を入手し部屋を出るとガラムの会話になり、オートでラムゼンへ移動します。
ガラムの家でスタンの手記を読み、次の目的地は鍾乳洞となりました。 ここでのスタンの手記の内容はだいたいSFC版と同じですね。結晶の数が異なるくらいの違いしかないようです。

ラムゼンから遺跡にかけて、ストーリー上のちょっと気になるポイントが出てきたのでメモしておきます。

・セーベ王国は自分からケフィンに攻め込んで滅びた(SFC版とは逆の設定)
・セーベ王国はナルム流域の国で、その王族は自らを「ナルムの一族」と呼んだ。(たぶん初出の設定)

特に後者は、リジェとの関連を思わせます。もしかしてケフィンじゃなくナルムの末裔に偏向されたのか?とすれば、ナルムを滅ぼしたケフィンに対して復讐をしようとしている?
ケフィン王が登場すると言うことは、確かにリジェが最後の王族である必要はないような気がしますが、さて。

○リジェとドーマン

ガラムの家を出たところで、リジェとドーマンの会話シーンが挿入されます。
アドルが予想外に活躍し結晶が集まってきたので、いよいよ自分が動く番が来たのだ!と悪人面を隠さないドーマンw
彼が去った後で「金と権力しか見ていないクズめ」と軽蔑を露わにするリジェ。
この辺の人物関係は昔と同じなんですね。

さて、どうもドーマンの台詞は今作でのウィークポイントのようで、またまたおかしな台詞回しが。

「じつにアドル君は、聞きしに勝る優秀な冒険家だ」

じゃねえだろ。

「アドル君は実に優秀な、聞きしに勝る冒険家だ」

または

「アドル君は聞きしに勝る、実に優秀な冒険家だ」

のいずれかですね、PS2版イースIVがSFC版並に酷い台詞回しで、Vはより良くなったとか言ってる人がいるのが信じられません・・・・ orz
(しかしPS2のイースIVの場合、むしろ町の人一般の台詞に問題があるのは確かだったりする。)

ドーマンの退室後、リジェが毒づいたところで謎の人物の影がリジェに語りかける。たぶんジャビルでしょう(いつもながら容赦ないネタバレっぷり)。
さて、彼が言った「四つの結晶と核」の「核」とは何なんでしょうね。リジェもまだ何の手がかりも得られていないとか・・・・。
あと、ここでカリオンの名前が登場。アビスとバルクも出てくるかなあ?

PS2「イースV」その4(2006/4/2)

今日はこんなもんにしときます。と言うわけで、9時間ほどかかってついにケフィンに到着!
9時間って短いと思われるかも知れませんが、イースにしては長いです。つーか大半のイースシリーズならもうゲーム終了してます(笑)。

まあ長ければいいってものじゃないですけどね。実際、ここ2〜3年というもの、数十時間を要するゲームは例外なく放り投げてしまってます(^^;
ああ、空の軌跡FCも第一章で飽きたっけ。
(ザナドゥネクストは発売後すぐに買っているものの、まだ開封すらしていない)
というわけでイースVプレイ記録、またスタートです。

○ラムゼンの大滝

実はイースV最大の難関かも知れないステージに到着です(笑)
SFC版では音楽無しでしたが、今回は「Wilderness」が使用されています。マップデザイン、グラフィック、サウンドとも良い感じ。ダンジョンの多くが単調な平面マップなので、こういうジャンプを多用するマップが新鮮に感じられます。(ほめてるのか微妙。)
SFC版同様に宿屋があってセーブ可能。ここではドギからの手紙も読めまして、「野盗におそわれてる娘さんを助けたら、その父親が探していた恩人だった」とのこと。

で、滝に話を戻しますと、結構難しかったです。足場が狭いのと、地面が傾斜している場合はアナログスティックを離すと滑り落ちてしまうため、滑らないよう逆方向を入れると今度は足場を踏み外して落ちてしまったり・・・・なんとか宝箱を回収しつつ登っていって、鍾乳洞に入ります。

○ラムゼン鍾乳洞

BGMはSFC版と同じく「Sinister Shadow」。SFC版ではダンジョンと言うよりただの通路でしたが、今回はまさにダンジョン!!という感じ。ただし15年は前のゲームのw

マップが単調で似たような作りの通路が長々と続きウザイのなんのって・・・・。それでも宝箱やモンスター配置で工夫されていますが、実際のところめちゃくちゃ時間がかかりました。
鍾乳洞2Fはがらっと雰囲気が変わり、ボスキャラ・アゾートと対決します。
このアゾート、SFC版のと同名ですが見た目も攻撃も激変。両腕を振り回すだだっ子パンチが笑えます。
レベルが上がりすぎていたのか、ダメージは一桁でしたが・・・・。

土の結晶を入手したらオートイベントかなー?と思いきや、歩いて戻らされました。
ややこしいマップをやっと抜けたと思ったら今度は!?

○お約束 〜遭難〜

鍾乳洞を出てみると、天候は激しい雷雨に。あわれアドノレは足を滑らせて激流にのまれ、SFC版同様にフェルテに流れ着くのでした。
冒険家なら滑って落ちるなよ、とか、海の上で鎧なんか付けてるんじゃねえよ、とか毎回ツッこむんですが、実は「そんなんでも死なない」事こそが冒険家の証なのかもしれません。
さすがアドルだ、なんともないぜ!(AA略

さて、フェルテの街ですがBGMは「Stormy Town」。SFC版と同じですね。また、音色が良い感じにエスニックな感じ(ピッチEnvでアタック部分に山を作った感じ・・・ってシンセさわらない方に通じるのかこれ)で良くできています。

エフィからは、自分がドギにいかにときめいているのか、ドギが如何に素晴らしい男なのかを延々と聞かされ、彼女のテンションも上がるばかり。若干誇張は入ってますがこんな感じです。(ちなみにバレバレではあるものの、まだ一応、フェルテにとどまっている男がドギであることは明らかになってません。)
エフィってSFC版だと印象が薄すぎてどんな性格かなんて分からないところがありますが、こんな性格だと思うとやっぱり違和感はありますねえ(^^;
まあかわいいと言えばたしかにかわいいと思うんですが。昔で言うキャピキャピした感じとでも言いましょうか、イースのキャラクターにはあまり居ないタイプかも。

○ついに砂漠へ!

フェルテをぶらついていると、エフィが血相を変えて駆けてきます。なんでも彼女の父が大けがをしたとか・・・・
というわけで、エフィの父ムハーバと仲間達を逃すために単身戦っているという男を助けに行きましょう。待ってろドギ!w

と言うわけで、いよいよ砂漠へ突入です。イースVはアフリカ大陸が舞台なので砂漠を冒険する印象が強いんですが、実際にやってみると砂漠のステージってすごく少ないし小さいんですよね。草原、森、滝、ジャングル(これはSFC版のみ)と水が豊かなのでした。
まあ大陸の北部ですし、「近年、砂漠が拡大してきて困っている」わけだからこれはこれで良いのかも。

砂漠のBGMは「Desert Clime」。SFC版と同じ曲です。この曲のアレンジは、PS2版の中ではかなり良い方なのでは?哀愁を帯びつつも甘いオーボエのサウンド、自然に表現された弦とリズムが気持ちよいです。
(ブラスが入る曲はハズレの法則がある気がしないでもない。)
ただしマップはループあり?なのか単調で迷いやすいですね。SFCの時は実際にループしてたと思います。

何とかドギを見つけたら、近くの魔物を全滅させましょう〜。

ちなみに、ドギを発見するのとは別の場所で、魔物に襲われているコボルドを発見します。とりあえず助けて友達になってしまいましょう。(SFC版ではこのイベントはありませんでしたが、コボルドが友好的でケフィンゆかりの存在である、という設定は共通していますね。)

また、フェルテから別方面へ抜けると荒野へ。BGMは「Wilderness」です。このマップは非常に狭く、SFC版にあった行商人のキャンプなども無くなっています。
が、SFC版と同様に、橋が修復されておりサンドリア方面へ戻ることが出来ます。

○フェルテ襲撃

ドギとともにオートイベントでエフィの家へ戻り、一段落。ここでもエフィのはしゃぎっぷり、のろけっぷりがすごい(w
横にいたアドノレはきっと相棒に殺意を抱いたことでしょう。もてるのは自分の専売特許のはずなのに!と・・・・

まあそれはどうでもいいんですが、このイベントの後で外に出るとテラがフェルテに来ています。アドルを探していたようなんですが、気づかずに本人に話しかけてしまって慌ててます。しかし、そんな漫才進行中に、今度は「ナルムの使徒団」がフェルテを襲撃するのです。
ドーマンとリジェの密会で話に出ていたドーマンの私兵なのでしょう。
今度はドギと共に兵士達を撃退することになりますが、なぜかドギとパーティを組んだ状態にはならず、結局は二手に分かれてアドル一人で戦うことになっちゃいました(^^;

やっと撃退したか?と思ったら、今度はなんとドーマン自らが登場。(BGMは「Scheme of Madness II」。)
もう本性を隠すことも無くなったドーマンは、胡散臭い顔でニーナを人質にしてアドルから結晶を巻き上げるのでした。
そこにアルガ、ディオス、ノティスが登場してドーマンに抵抗しようとしますが、テラも人質に取られてしまっており為すすべもなく。

明らかになったドーマンの目的とは、ケフィンの錬金術を手に入れて、滅びてしまったセーベ王国を復権させることなのだそうです。ドーマンこそ、セーベ王国の末裔なのだとか。
アドルとイブール一家は、あえなく牢に入れられてしまいました。

○お約束 〜壁破壊〜

ディオス、ノティスが牢の壁を破壊しようと奮闘。イブール兄弟には8つの合体技があるそうですよw
しかしあえなく失敗、SFC版の展開だとここでアルガが壁を壊すんですが、今回は助けに来たドギが壁を破壊しました。やっぱり彼の役目はこれだよなあ。

ちなみにアドルとイブール一家の会話の中で、これからの行動を「ニーナを救出する」「ドーマンを追う」のいずれかから選ぶ事ができますが、これって何かに影響するんでしょうかねえ?

○フェルテを解放せよ

ナルムの使徒団に占領されたフェルテを解放するために、アドルとドギが戦います。
しかしドギは立ってるだけ。話しかけることも出来ず、アドルが一人で戦うことに・・・
なんかこの辺、システムの作り方がおかしいぞ?フォレスタ洞窟ではウイリーがいきなり仲間(お荷物)になっていたくらいなのに。

この場面のBGMはなんと「The Secret Ecperience」。SFC「イースVエキスパート」の隠しダンジョンの曲ですね。

兵士を全滅させてフェルテ解放に成功すると、今度はいよいよドーマンを追いニーナを助けよう!という話になるんですが、ムハーバの希望もあってドギはフェルテにとどまることになります。ここにマーシャも登場し、彼女はイブール一家と行動を共にすることに。
で、テラはひとり「なんでアドルにはきれいな女の知り合いばっかりなんだ」とヤキモチを。

さて、自由に動けるようになったので、とりあえずストーリーを無視してサンドリアへ戻ってみました。SFC版の「イースV エキスパート」ではいつもこのくらいのタイミングで隠しダンジョンを攻略していたので、今回も同様に「ドーマンの屋敷内にダンジョンがあるのか?」ということを確認したかったのですが、どうやら無くなったようですね。

というわけで、ここで一旦切りましょう。今日はやりまくったので、メモした分量もすごいのですよ・・・・。

PS2「イースV」その5(2006/4/2)

続きです。ケフィン到達までをさらーーっとカバーする(つもり)ッ!!

○廃都ケフィン

どーでもいいですがSFCでは「ケフィン廃都」でした。
ムハーバから「サージアイ」をもらって砂漠を進み、砂漠のオアシスへ。BGMはSFC版と同じく「Oasis」です が、行商人もいないですし、足場を登ってアイテムをさがしたりも出来ません。単にダンジョンの入り口として存在してるだけっぽいですね。

※掲示板で情報をいただいたのですが、僕が見つけられなかっただけでちゃんと行商人の店があり、セーブも可能なようです。

SFCではこのオアシスがケフィンへの門にもなってましたが、デザインを見る限り今回は異なるようです。

階段を下りてケフィンの遺跡へ。BGMはSFC版と同じく「Sand Castle」。セーベ遺跡の曲もこれになっていましたが、SFCでセーベ遺跡の曲として使われていた「Crimson Ruins」はカットされたんでしょうか。

○ややこしすぎるわッ!!

廃都ケフィンですが、とんでもなく面倒でややこしいダンジョンになってます。
アクションを求められるでもなく、ただただ単調で変化の少ない、それでいてややこしい構造のダンジョンがこれでもかこれでもかと続く・・・・おまけに終始薄暗い画面。かなりきついですよこれ。

途中経過を書くとえらいことになるんですが、とりあえずスイッチを探して、攻撃、または魔法を当てることで作動させるのが基本ですね。宝箱も結構いっぱいあります。
中身はエンハンスソードやリフレックス、錬金術師の時計など。

また、廃都に最初に入ったときにはイベントシーンが挿入され、ドーマンとリジェの会話が始まります。入ってすぐのフロアにはコボルドたちが居まして、砂漠で助けた「コロ」からは「異界の鍵」と「セケト=ヘケル」の情報がもらえます。いずれも聞き覚えのない用語ですが、もしかしたら隠しダンジョン関連かも知れないですね。

○錬金術の儀式

最奥部で、ついにドーマン達と対峙するアドル。
マップ名は「儀式の間」、BGMは「Scheme of Madness II」です。
ケフィンへの道を開くために結晶を発動させるドーマンですが、失敗に終わります。SFC版と同様に、アルガから奪ったつもりの水の結晶は、ニセモノだったのです(^^;
怒りに狂ったドーマンはSFC版同様、化け物になってしまうのですが・・・・ここのアレンジはちょっと上手だと思いました。
SFC の時はドーマンが自ら研究した独自の錬金術を使い、アドル達を始末するために変身した、ということになっていましたが、今回は「結晶が欠けた状態で高度な錬金術を使用したため、暴走した」ということになりました。マーシャによれば、錬金術には媒介が必要で、本来は水の結晶が必要だったのにそれが無いため、代わりにドーマン自身の肉体が媒介にされてしまったのだとか。
結果、人間の身体程度では耐えられず、あわれドーマンはバケモンになったあげくアドルに退治された、と・・・・。

BGMは第一段階:「Bad Species」。第二段階で「Pain Maker」。今回は二段変身になりました。
最初はSFC版のジャビルクローンみたいな感じですね。第二段階はSFC版のアデプトスドーマンとは大きく異なり、あえて言うならSFC版イースIVのグルーダ第二形態に近い感じです。
面白いのは、戦ってるうちにどんどん膨らんで大きくなっていくこと・・・もしかして、最終的には破裂して自滅でもしたのかもしれません。
アドルのレベルが上がりすぎてまして、楽勝だったのですが・・・・。

○開かれた門

ドーマンの自滅を見てせせら笑うのは誰あろう、リジェでした。
人質のニーナは未だリジェの手の内にあり、今度こそ、本物の水の結晶を奪われてしまいます。この時、儀式の途中で予想外の異変が起き、リジェがニーナについて「何か」に気づいたようです。
彼女が探していたのは(つまり「核」か)ニーナだったらしい・・・「石の核」を見つけることが出来た、とリジェは言います。
台詞は有りませんが、アビス、バルク、カリオンも登場。

もはや隠すこともない。リジェはアドル達にいくつかの事実を教えます。

「結晶はケフィンに至るための鍵ではない」
「王国は始めから封印などされていない」
「結晶とは、ケフィンと外界を隔てるための結界装置なのだ」
「ケフィンの主が、外界の『石』に興味を持った」

さて、ストーリーが見えてきましたね。同じPS2版のイースIVもそうでしたが、ちゃんとイースVIなどで盛り込まれた新しい設定や世界観とのすりあわせを考慮しているのはなかなかのものだと思います。ちょっと?な点はあるものの、今回の脚本も頑張っているようです。
しかし声優さんの演技がいまひとつですね・・・IVの時は本当に「熱演」で、作品へ真剣に向き合う姿勢、演技する事への情熱が伝わってくるような出来映えだっただけに、今回は(配役も演技も)ちょっと残念かも。

遺跡に隠されていた転送装置を使い、ニーナを連れたままケフィンへと姿を消したリジェを追おうにも、マーシャによれば、この装置は二度と使えないようです。
しかし廃都のどこかにあるメダルを見つければ、砂漠からケフィンへ行くことが出来るのだということで、今度はそのメダルを探すことになります。

まだ続くのかよこのダンジョン・・・・。

○テラの心

転送装置の部屋から出るときに、アドルとテラだけさらに地下深くへ転落!こんな時にこんな目に遭うのかい!
まあ、これは原案にもあったイベントだと思うんでしかた無いのか(^^;タイミングは違いますが・・・。独走してすぐ魔物に襲われるテラ、それを助けるアドル、という展開はSFC版と同じ。その後の台詞もほとんど同じですね。

イースVのヒロインはもともとテラだったのですが、何せハタチのアドルに対してヒロインが13じゃあまりに具合が悪いです。そんなわけで9歳だったニーナが19歳に老けたんでしょうかね?(^^;
VIで再登場したことを考えると、テラって人気が有るんでしょうか。

さて、落ちてすぐのところで探していたメダルが実に都合良く見つかるんですが、脱出までの道のりは結構長かったり・・・マップややこしいですし。
正直、ちゃんと踏破しきった自信はないです。
なんとかアルガ達と合流したところでオートイベントになり、オアシスまで進みます。

○ケフィンへの道

脱出後、ケフィンへ行くにはフェルテを出てすぐの位置で北へ向かいましょう。
砂嵐の壁こそケフィンへの門。マーシャとイブール一家がアドルを待っています。

マーシャに話しかけると、ケフィンへわたっても良いか確認されます。おそらくゲーム終了まで二度と戻れなくなるため、マーシャも二回確認してくれる念の入れようw
また、ここで錬石を作ってもらうことも可能です。
「道具を持ってきているから、こんなところでも錬石を作ることが出来るの」という口調がやたら嬉しそうで笑えます(^^;

準備を整えたらいよいよケフィンへ。
ただここ、見栄えが悪いですね。砂嵐の壁こそ晴れるものの、何か特別なグラフィックやオブジェがあるわけではなく、細い通路めいたところへ一人ずつ順番に入るだけですから・・・
原案のように空飛ぶゴンドラで、とは言いませんが、せめて一見してわかるワープゾーンみたいなものならまだマシだったように思います。

ちなみに全員が入ると、一枚絵のビジュアルシーンが挿入されます。
(この演出センスも・・・・なんていうかエメラルドドラゴンの時代までさかのぼった気がします。PS2版イースではIIIにもありましたね。)

○砂の都ケフィン

到着したのは、のどかで美しい庭園でした。地名表示は「ケフィン東区」。
イブール一家、マーシャと別れ、アドルは単独で行動することに。このマップで画面上の方の崖がジャンプで上れるようになってまして、なにやら奇妙な魔法陣のようなものがあります。が、調べたりすることもできなかったのでとりあえずスルー。

BGMはもちろん「Forgotten City」、美しい曲ですよね。

さて、地下通路へ入りましょう・・・・BGM、「Break into Territory」!!
キターーーーーーーーーー!!

ここのアレンジ、なかなかいい感じなんですがサビ部分が薄っぺらくて微妙・・・・単純にてっぺんをトランペットにしているのですが、これがどうにも具合が悪い。

この曲のサビの場合、オーケストレーションとしてはビオラとホルン、トロンボーン、オーボエを交差させた和声を楽節の背景にし、中低音の厚みを強調するのが最適だと思います。トランペットはあえて休ませ、原曲同様にバイオリンのサウンドをトップに配置し、高い音域でマルカートに演奏するのがたぶん最善。
もしかしたらPS2の音声チャンネル数の問題なのかも知れませんが・・・(^^;
そうであれば、上にトランペットを載せるのではなくて下にホルンを入れて厚みを出した方が、原曲のイメージに近く、同時により美しいサウンドになったような気が。

・・・・すみません、イースVのなかでも特に好きで楽しみだった曲なのでコメントも暴走してます・・・・・。

東区、南の塔を経由し、ケフィンの市街地にたどり着きました。宿屋でセーブして終了。

ただ市街地の地名表示が「砂の都ケフィン」なんですよ。
何かおかしいと思いませんか?(^^;

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